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神さまに言っとけ
榎田 尤利 / 榎田 尤利〔著〕
大洋図書 (2003.11)
通常2~3日以内に発送します。
イラスト:紺野キタ(SHYノベルス)

ある事情から「純粋なる人」と恋愛関係を成立させなくてはならなくなった惣田洋一は、花屋に勤める眼鏡の冴えない十八歳男子・久慈眞(くじまこと)と恋愛すべく努力をしていた。期限は四週間。
だが、女にすら本気になったことのない惣田(そうだ)に、男と恋愛
できるはずがなかった。おまけに野暮ったい眞はいつも俯きがちに話し、おどおどしていて魅力がない・・・はずだったのだが?!
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惣田洋一(外見は20歳・中身は32歳・ヤクザ)×久慈眞(18歳・花屋店員)
ファンタジー物です。

腹を刺されて死に掛けたヤクザ・惣田(32歳)の前に天使が現われ、
4週間のうちに指定した『純粋なる人』と恋愛関係を成立させ、その『純粋なる愛』を主(神さま)に捧げれば生き延びられる、失敗すれば死、という契約をもちかけてきます。
死にたくない惣田は、それを了承。
20歳の大学生・清水陽一の身体を借りて、惣田は4週間のうちに天使指定の「純粋なる人」と恋愛しなければなりません。
そして指定されたのが久慈眞。
鳥の巣のような頭に黒ブチのデカイ眼鏡、前歯は一本が欠けていて、
センスのない服を着た、野暮ったく性格も地味な18歳の男でした。

現実離れした設定を敬遠する方もいらっしゃると思いますが(それは私)でも、面白くて、ウルウルさせられて、ジーンとさせてくれる、とても素敵なお話でした。
ヤクザで、芯から腐ったような惣田が「純粋な愛」どころか「無償の愛」を手に入れます。
涙腺の弱い方は要ハンカチ。

他人の身体で恋愛して、ラストはどうなるの?と思っていたんですが、
ラスト一歩手前のシーンは、実は私はまったく予想外でした。
おかげで素直にびっくりし、切なさをたっぷり味わわせていただきました。
惣田だからこそ彼の「無償の愛」は純粋で高尚で穢れがなく、ものすごい重みを感じます。
それこそ神さまも納得するような。

登場する天使がいかにもありえないけど笑えます。
設定は奇抜でも、すごくいい作品でした。
ラストはしんみりと、でも幸せで目頭がジワッとくる感じ。
思わず私まで両手を差し伸べてしまいました…(頭の中で)

発行がクリスマス時期だったんですね。
まさに「クリスマスの奇蹟」
そういうシーズンにぴったりのお話です。
(今更な上に季節外れですみません)
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