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彼は二度嘘をつく
うえだ 真由 / うえだ 真由著
大洋図書 (2003.8)
通常2~3日以内に発送します。
イラスト:石田育絵(SHYノベルス)


公認会計士を目差す智哉(ともや)には忘れられない男がいた。
理由も告げず一方的に自分をふった学生時代の恋人・亮平だ。
それなのにある夜、酒を飲んでマンションに帰ると、部屋の前に
亮平が立っていた。一週間泊めてくれという亮平の頼みを断ろうとした
智哉に「五年前、おれが別れを告げた時、智哉はあと一週間でいいから
つきあってくれと頼んだ。そしておれはつきあってやった。だから
今度はお前が頼みを聞いてくれる番だ」と…。
でも突然どうして?その真意はどこに…?
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亮平×智哉。会計士さん、同級生カップル。

「自分勝手で強引で自己完結する男」
冒頭で亮平のことをそう評しているので、自己中で不遜な攻めが
受けの愛情をいいことに振り回してるのかなぁ~とちょっと思ってしまいましたが
全然そんなんじゃなかった。よかった。

決して嘘はつかなかった亮平がついた二つの嘘がお話の焦点です。
視点は智哉なので、5年前に亮平に別れを告げられてから
どんなふうに亮平のことを思っていたか、そして今も変わらない亮平への
想いなど、忘れたくても忘れられない気持ちがよくわかります。

お互いの想いを口に出して確認するまでは、亮平の方の気持ちは
はっきりわからないのですが、「自分勝手で強引で自己完結する男」では
ないですね。
別れるには相当の理由があったんだろうと推察されます。

その理由がな~んだと思われるか、おおーと思われるかはそれぞれだと
思いますが、亮平にとっては重くてキツかっただろうなーと
その時の心情を考えると可哀相に思いました。
どうしても訳を言えなかった亮平も、何も知らなかった智哉も
それぞれ切ないですね。

でもそれを打ち明けあったあとは、わりとあっさりしてる感じ。
真面目に別れを切り出す前になんとかならなかったのか亮平…とも
思うけど、愛情から出た嘘なのは間違いないので、
そのへん疑問に思うよりも、素直に深い愛に目を向けたいと思います。

全体的に淡々として静かな読後感でした。
好きなのに別れを告げた亮平の苦悩なんかが、もっと書かれてたら
良かったのにな~と思います。
智哉がつらかったのはすごくよくわかるんですが、お互い同じくらい
つらかった…というのがこのお話の萌えだと思うので。
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