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ウォータークラウン火崎勇/不破慎理
(キャラ文庫)

旅行会社で働く渡瀬真海(わたらせまさみ)に好きだと告白
してきたのは、後輩社員の海藤郁也(かいとういくや)。
背は高いし、かっこいいしで、女の子にも人気の海藤がなぜ…?
本当に?心を揺らす真海と、それを優しく見つめる海藤―。
幾つかの季節が過ぎ、次第に切なく苦しげになっていく海藤の
瞳に、真海は気づく。もうこのままじゃいられないのか…?
(1997.10)
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海藤郁也(かいとういくや)×渡瀬真海(わたせまさみ)
年の差1歳、年下ワンコ攻め。
「ウォータークラウン」
「消えない声」の二編収録されています。

「人魚姫」をモチーフにしたお話です。
姫は、真海。
真海は小さな頃から自分は人魚の生まれ変わりだと信じていて、
誰かにそう話す度に笑われたり馬鹿にされたりしてきました。
今では誰に対してもそんなことを口にはしなくなりましたが
そんなことを言う自分が、人からヘンだと思われるのは当たり前だと自覚していて、
海藤に告白されたときも、「こんな変わった人間だと知ったら
嫌われないだろうか」という思いが先にたち、
海藤に惹かれていたにも関わらず、返事はあいまいなままにしてしまいます。

自分が人魚の生まれ変わりだと信じている真海の気持ちがお話の軸ですから、
そこにノレるか、マジ?と冷めてしまうかで、
受け止め方が全く変わってくると思います。

私は「自分が人魚の生まれ変わりだと思っている20代半ばの男」について
深く考えないようにしました。はい。
それさえ考えなければ、普通の、年下ワンコとワンコにメロメロの
年上意地っ張り受けだと思います。
人魚の味付けがしてあるだけです。

「ウォータークラウン」は、1年間海藤を待たせた末に
やっと想いが通じ合う二人のお話。
「消えない声」は、ずばり「人魚姫」をなぞらえたお話で、
王子様(海藤)を人魚姫(真海)から奪ってしまう役どころの陸のお姫様(海藤の元カノ)が
出てきます。
真海の心情が人魚姫さながらです。

どちらのお話もHシーンは水の中で、そんなところも「人魚」を意識しているようです。
真海の気持ちは正に「お魚になったワ・タ・シ~」といったところ。
(誰も知らないよ、こんな古いCM)
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