システムエンジニアの朝倉薙は、急な依頼で引き受けた仕事のために、仮住まいすることになった派遣先の社宅で、金髪碧眼のアメリカ人・ケネス・クロフォードと知り合う。
親友の山下への恋心を断ち切られたばかりの朝倉を、そうとは知らないケネスは情熱的に口説いてくるが、人付き合いが苦手な自覚のある朝倉はとまどうことばかりだった。
そして短期間とはいえ慣れない会社組織での仕事に疲れを覚え始めた頃、朝倉の過去の傷を抉り返すような出来事が起きてしまい――!?
親友の山下への恋心を断ち切られたばかりの朝倉を、そうとは知らないケネスは情熱的に口説いてくるが、人付き合いが苦手な自覚のある朝倉はとまどうことばかりだった。
そして短期間とはいえ慣れない会社組織での仕事に疲れを覚え始めた頃、朝倉の過去の傷を抉り返すような出来事が起きてしまい――!?
ケネス・クロフォード(29歳)×朝倉薙(あさくらなぎ・26歳)
アメリカ人のエリートリーマン×派遣SE
通称『海シリーズ』から『西麻布』へ移って第一弾。
お店の店員さんかな~と思っていたら、お客さん同士。
攻めのケネスは嘉悦(かえつ・第一話の攻め)と同じ会社に勤める知り合い、受けの薙は、『海シリーズ』の山下(攻め)とお友達です。
崎谷さん初めての「外人攻め」だそうで。
薙は荒んだ過去とその性格に起因して人付き合いを避け自宅でフリーのシステムエンジニアをしています。しかし、大学時代からの友人で密かに片思いしている山下から、嘉悦の会社で期間限定の臨時の仕事を頼まれ、断れずにそれを引き受けます。その際、山下からカミングアウトされ、恋人の一葡(いちほ)を紹介されてしまうというオマケつき…。
傷心の薙ですが、仕事のため仮住まいすることになったマンションへ引っ越した当日、隣に挨拶に行くと、住んでいたのが同じ会社の海外事業部にアメリカから出向中のケネスでした。
ケネスは金髪碧眼の、まるで王子様のようなハンサムな男。ケネスは日本贔屓で、穏やかで優しく、丁寧で美しい日本語を話し、その美貌はまるでスクリーンの中の俳優のようで現実感を伴わず、それが帰って薙の警戒心を解き、薙はケネスの前では自然体でいられるようになります。
傷持ちで人嫌いで自虐的で後ろ向き。薙の性格はとてもネガティブなんですが、ケネスが穏やかで包容力ある攻めなので、基本二人は甘かったです。
が、薙に付随してくるその過去や、自虐的で自分だけでなく周りをも傷つけてしまう破滅型の性格は痛々しかったですね。その流れで大智の「精液スプリングラー」な過去(すごい比喩。紅一点・真雪語録。)まで暴露されてしまい、瀬里(せり)はちょっと可哀相でした。でも瀬里いい子だから、大問題には発展しないんですけどね。
山下への片恋や大智への歪んだ思い、いろんなものを抱え込んで、周りを巻き込んで、最後にやっと素直になれるわけですけど、薙は本当に大人になるにはまだ道は長い感じですねー。
しかし、ケネスが、懐深く優しい王子様なだけでなく、けっこう厳しい面もしっかり持っているので、全部受け止めてくれそう。薙の相手には傲慢強引な男よりも、どこまでも吸収して悪いところはきちんと叱ってくれるケネスのような男で良かったと思いますね。『海シリーズ』の第一話・嘉悦と藤木が拗れていたとき、ケネスが、あの嘉悦にとても冷静なアドバイスをしたというエピソードを見ても、ケネスという人物がわかる気がしますね。
『湘南店』に関わるメンバーはほとんど出てきました。和輝はいなかったかな?笙惟は…名前だけ出た?(忘れました。笑)他は皆さん出ております。
西麻布にできた、山下が店長の「アークティックブルー」は舞台としては出てきますが、カップルが勤めているわけではないので、オフィスでの展開が多いです。でも今までのメンバーが絡んでいるので、シリーズの雰囲気は出てたかな。
今回、Hは崎谷さんにしては、ライトだったような気がしましたが? 2回ありましたけど、ページ数も比較的少なめなような。いつもみたいにウンザリしなかったです(笑)。
アメリカ人のエリートリーマン×派遣SE
通称『海シリーズ』から『西麻布』へ移って第一弾。
お店の店員さんかな~と思っていたら、お客さん同士。
攻めのケネスは嘉悦(かえつ・第一話の攻め)と同じ会社に勤める知り合い、受けの薙は、『海シリーズ』の山下(攻め)とお友達です。
崎谷さん初めての「外人攻め」だそうで。
薙は荒んだ過去とその性格に起因して人付き合いを避け自宅でフリーのシステムエンジニアをしています。しかし、大学時代からの友人で密かに片思いしている山下から、嘉悦の会社で期間限定の臨時の仕事を頼まれ、断れずにそれを引き受けます。その際、山下からカミングアウトされ、恋人の一葡(いちほ)を紹介されてしまうというオマケつき…。
傷心の薙ですが、仕事のため仮住まいすることになったマンションへ引っ越した当日、隣に挨拶に行くと、住んでいたのが同じ会社の海外事業部にアメリカから出向中のケネスでした。
ケネスは金髪碧眼の、まるで王子様のようなハンサムな男。ケネスは日本贔屓で、穏やかで優しく、丁寧で美しい日本語を話し、その美貌はまるでスクリーンの中の俳優のようで現実感を伴わず、それが帰って薙の警戒心を解き、薙はケネスの前では自然体でいられるようになります。
傷持ちで人嫌いで自虐的で後ろ向き。薙の性格はとてもネガティブなんですが、ケネスが穏やかで包容力ある攻めなので、基本二人は甘かったです。
が、薙に付随してくるその過去や、自虐的で自分だけでなく周りをも傷つけてしまう破滅型の性格は痛々しかったですね。その流れで大智の「精液スプリングラー」な過去(すごい比喩。紅一点・真雪語録。)まで暴露されてしまい、瀬里(せり)はちょっと可哀相でした。でも瀬里いい子だから、大問題には発展しないんですけどね。
山下への片恋や大智への歪んだ思い、いろんなものを抱え込んで、周りを巻き込んで、最後にやっと素直になれるわけですけど、薙は本当に大人になるにはまだ道は長い感じですねー。
しかし、ケネスが、懐深く優しい王子様なだけでなく、けっこう厳しい面もしっかり持っているので、全部受け止めてくれそう。薙の相手には傲慢強引な男よりも、どこまでも吸収して悪いところはきちんと叱ってくれるケネスのような男で良かったと思いますね。『海シリーズ』の第一話・嘉悦と藤木が拗れていたとき、ケネスが、あの嘉悦にとても冷静なアドバイスをしたというエピソードを見ても、ケネスという人物がわかる気がしますね。
『湘南店』に関わるメンバーはほとんど出てきました。和輝はいなかったかな?笙惟は…名前だけ出た?(忘れました。笑)他は皆さん出ております。
西麻布にできた、山下が店長の「アークティックブルー」は舞台としては出てきますが、カップルが勤めているわけではないので、オフィスでの展開が多いです。でも今までのメンバーが絡んでいるので、シリーズの雰囲気は出てたかな。
今回、Hは崎谷さんにしては、ライトだったような気がしましたが? 2回ありましたけど、ページ数も比較的少なめなような。いつもみたいにウンザリしなかったです(笑)。
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