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君を抱くまなざし
たけうち りうと
大洋図書 (2001.7)
通常1~3週間以内に発送します。
イラスト:石原理(SHYノベルス)

真南大学の学生・一之瀬大河(たいが)はある海洋遺跡の
現地調査のため沖縄を訪れた。
そこで出会ったのは海洋博工事の中心的存在で、無骨だが
男気に溢れる司馬北斗(ほくと)。
遺跡の保存と工事を巡り強く反発しあうと同時に
惹かれあう二人だが―?!
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司馬北斗(26歳)×一之瀬大河(25歳)
トンネル工事の現場監督と海洋遺跡研究が専門の大学院生カップル。

なんといってもガテンな北斗がいいですね~。ホレボレ。
スーツも好きだけど作業着も好き。

海洋遺跡調査の為に大学から派遣され工事を二週間休止してほしいという
大河とそんなことは言語道断だという作業監督の北斗。
遺跡が重要なものだとわかればトンネル工事は中止ということになり、
そんなことでは危険な工事に関わる作業員たちの士気に関わることになる。
二人は大喧嘩になり出会いはサイアクで、大河は他の作業員たちや
監督からも冷たくあしらわれてしまいます。

協力が得られず孤軍奮闘する大河を、面白そうに眺めている北斗ですが、
国土交通省の役人で北斗の友人・堂島(どうしま)がやってきて、
遺跡が重要であろうとなかろうと、調査資料を捏造して工事を
推し進めるつもりだと知ると、頑固でも気のいい現場監督たちは
堂島のやり方に疑問を抱き、北斗も他の作業員も少しずつめだたない方法で
大河に手を貸すようになっていきます。

現場のイキイキとした雰囲気が感じられて汗して働く男たちがとっても
いいです。
いろいろなアクシデントや邪魔で調査が頓挫しながらも、頑張ろうと
する大河もいい。
同僚や工事現場に潜りこんだスパイや、腹に一物抱えた官僚など、
ワクワクするような人物や展開もあって、そういう面ではとても面白いんですが、
では肝心な北斗と大河のラブ関係はどうかというと、残念ながら、
こちらが物足りない。

これで北斗と大河をもっと絡めて、反発したり惹かれあったりするところを
書き込んでくれればすごく良かったのに、
なぜかいらない当て馬と当て馬にもならないお子様が登場。

個人的に私は一夫一婦制(一夫一夫制?)推奨ですので
当て馬人物とのHは好みません。
それでもそれが必要なシーンなら渋々ながら容認しますが(なにこれエラソー)、
このお話の当て馬二人とのHは必要とは思えませんねぇ…。
これがあったせいで、大河もどういう人なのかわからなくなりました。
お子様とのHに関しては、いったいこれで何を言いたかったのか…。
北斗の可愛い部下の下の世話をしてくれた大河に北斗が「ありがとう」というとか?
このHで、嫉妬のあまり二人の仲がクグッと近づいたということもないし。
必要性がわからず個人的にかなりマイナス。

北斗と大河ももっと盛り上がって欲しかったんですが、
ラストもなんだかあっけなく…。
北斗と大河と堂島がラストで同列に扱われてるのもよくわかんない。

北斗と大河をもっと絡ませてほしかったな~と、つくづく残念。
仕事現場がホントにいい感じなんで。
「君を抱くまなざし」というタイトルにも意味があるようですが、
つっこみ不足な気がいたします。

せっかくキャラ萌えしたのに、なんだか消化不良だぞ。
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