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蜜会 ―香りの誘惑―水瀬結月/水名瀬雅良
(アクアノベルス)

1歳年下の幼馴染の瀧丘(たきおか)は、白檀の香りを嗅ぐと
気を失って酩酊状態に陥る。そしてその間の記憶を全て失くしてしまうのだ。
高校生のときにそのことを知った透流(とおる)は、激しい嫉妬に駆られるたび、白檀を使って瀧丘を手に入れてきた。
酩酊状態の瀧丘は透流を激しく求め、透流は一時の安心と
抗いようの無い快楽を得る。それは互いが社会人になった今も続いていて―。
(2005.4)
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瀧丘譲(たきおかゆずる・23歳)×御崎透流(みさきとおる・24歳)
年下攻め。
「蜜会」
「蜜約」の二編収録されています。

お香専門店が舞台になっていて、お香の香りの描写や透流が着ている着物など
和風テイストが漂っています。
白檀の香りを嗅ぐと気を失い酩酊状態になり、意のままにされてしまうというのもなにやら秘密と淫靡の香り(笑)
そしてそうされてしまうのが「攻め」の方なのが個人的に萌えポイント高かったです。

攻めの瀧丘は、いわゆる年下大型ワンコです。
明るくて真っ直ぐで誰にでも好かれて暗いところなど微塵もないタイプ。
秘密とはかけ離れているようなキャラに内緒で悪戯するなんて、
余計にイケナイ感じがたまりません(笑)。
受けの透流の方は、意地っ張り美人。
一見静かでクールなタイプに見えますが、その視点で語られる思いは、
嫉妬心や独占欲に満ちていて、なかなか熱いです。
行動力はあるのに、肝心なことは口にしないという、ちょっとじれったいタイプですね。

どんなことになるのかなーと興味津々で読んだんですが、
思ったほど妖艶な感じもなく、瀧丘もただの忠犬ではないことがわかって、
終わってみれば、よくあるタイプの年下ワンコ攻めでした(笑)なーんだ。
雰囲気にちょっと惑わされかけてましたね。

ドロドロしてそうな気もしたけど、そういうこともなく。
全てが明るみに出るときは、バカップルの様相さえありました。
うん、まわりからみたら、立派なバカップルだ。

瀧丘に内緒でイケナイことをしていた時は、罪悪感があったはずなのに
いざ真実がわかるときになったら「バカ」だけで済ませてしまった透流には
ちょっと納得いきませんでしたけど。その時くらい本当の気持ちを言ってほしかったなーと。
でも、瀧丘もただのワンコではなく、読み終わってみれば
透流もワンコの前足でチョンチョンと遊ばれているような感が無きにしも非ずなのでおあいこなのか。

「俺は都合がいいだけの飼い犬ですか」
…やっぱワンコの醍醐味はオオカミに変身することですね(笑)

ワンコ好き…私はまさにそれなので、それだけで眼が眩んでポイント増になってしまいます。
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