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愛人契約愁堂れな/水名瀬雅良

亡くなった兄の代わりに俺と契約しろ―。
翻訳家の涼(りょう)の元にやってきたのは、青年実業家・早乙女浩二。
彼は涼が愛人をしていた兄の跡を継ぎ、社長に就任したという。
兄のスキャンダルを隠すため涼を秘書にすると、浩二は一方的に
告げる。
強引に同居させたマンションや、締め切った社長室で繰り返される
情事…。
けれど、最初は弄ぶようだった浩二の行為は次第に余裕を失っていき?!
(2005.3)
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早乙女浩二(38歳)×高橋涼(20代半ば?)

読み始めるとすぐ大方の予想がついてしまい、そのあとはそれを
確認する作業になってしまいました。
そしてことごとく予想をはずれませんでした。

涼の愛人の亡くなった俊一郎は浩二の兄で、社長である父からも
会社からも多大の期待を受け、その期待に120%で答えるという、
人望も厚いとてもできた息子でした。
その弟の浩二は、「鬼っ子」と呼ばれ子供の時から反抗を繰り返し
父の会社に就職してからもトラブルを繰り返したため、地方の子会社に
飛ばされていたという不肖の息子。

父には期待されず、兄とは何かにつけ比べられていた浩二は、
兄と父の死後社長に就任し、スキャンダルになりそうな「兄の男の愛人」
涼に、関係を喋らないでいる代わりに秘書として雇ってやる、と強引に契約を結んでしまいます。

ブラザーコンプレックスの塊のような浩二が、「兄の愛人」にどんな気持ちになるかは、想像のとおりです。
初めは蔑んでいても、だんだん…ですよね。
涼の方も然りです。
でも涼は兄の俊一郎に対して、もともと愛情というより安寧を感じていた
だけということで、兄を愛していたわけではないらしく、
はじめて好きになったのは浩二だなんて、ちょっと小ズルい言い訳に思えました。
涼にもつらい過去があり、お互いにやっと愛するひとをみつけたというお話に
したかったんだと思います(笑)

目新しいものは感じないですが、言いかえれば読みやすいということになるのかも。
裏切られるような展開もないし、大失敗ということもないと思います。
そこそこ普通に可もなく不可もなく。(なんだそりゃ)
傲慢で強引で、でも心に傷を抱えた大人の攻めが好きなかたにはいいと思う。
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