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「合鍵」結城一美/桜城やや(ラピス文庫)
合鍵(Lapis label)
結城一美著

里志(さとし)は自分よりも大人っぽく男性的な弟の司(つかさ)を苦手にしていた。でも、実の兄弟ではないと知った司に無理やり抱かれてしまい、逃げ出そうとした里志は階段から落ちて記憶を失くしてしまう。贖罪から面倒を見ようとする司のマンションに引き取られて同居を始めるが、犯された記憶のない里志に、司は代え難い存在になってきて…。
(2005.3)
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兄弟物、記憶喪失です。弟(司)×兄(里志)。
ですが、ホントの兄弟ではありません。

大学進学と同時に家を出ていた司は、父が心筋梗塞で倒れ、かけつけた病院で父の口から自分が養子であることを告げられます。
そしてその日の夜に、やはり駆けつけてきた兄の里志を押し倒してしまいます。
きっかけは兄にきていたお見合い写真。
司が家を出た理由は、兄弟でありながら兄を愛してしまったためだったので、兄弟ではないということを知らされた上、お見合い写真を見て激昴してしまったのです。
そして翌朝、逃げ出そうとしていた里志と追う司は階段上で揉み合いになり、里志が階段から転落。
病院で目覚めた時には、なにもかも忘れてしまっていたのでした。

里志の面倒を見る司ですが、何もかも忘れてしまった里志の傍にいて罪の意識に苛まれる様子は、なかなか切ないものがあります。
ところが里志の方は、司に傍にいてもらううちに、司に気持ちがどんどん傾いていきます。
そしてついに司への恋心を自覚する。
記憶を取り戻したときに、いったいどうなるんだろうと思ったのですが、そのへんのまとめはかなりあっさりしてました。

記憶喪失になってよかったねという感じです。
そのままでは上手くいくことはなかっただろうけれど、里志は記憶を失くしたことで何もかもをリセットして、司を見つめることができたんだと思います。

ちょっと出来すぎご都合主義の感もありますが、まあいいんじゃないかと(笑)。
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