![]() | 夏にはじまる恋人時間 いおかいつき著 / 佐々成美イラスト 幻冬舎コミックス ルチル文庫2007-07 by G-Tools |
遺品整理屋の若松義祥は、今回の依頼主・上杉の元を訪ねたが、そこにいたのは大学時代、義祥へ告白し身体を繋げたのに姿を消した小野泰秋だった。
苗字が変わったことから何か事情があることはわかるが、父の遺品、財産すべてを処分してくれという泰秋。
泰秋はなぜ義祥のもとから消えたのか――辛く切ない過去の想いに義祥は……!?
苗字が変わったことから何か事情があることはわかるが、父の遺品、財産すべてを処分してくれという泰秋。
泰秋はなぜ義祥のもとから消えたのか――辛く切ない過去の想いに義祥は……!?
上杉泰秋(うえすぎやすあき)×若松義祥(わかまつぎしょう)
同い年、29歳。
同級生、元恋人の再会モノです。
表紙で受けが攻めのネクタイを掴んで挑戦的な目をしてますが、内容に合ってますね。二人の関係は確かにこんな感じ。
遺産整理屋ってTVで見たことがあるような気がするけど、たったひとりで亡くなって、身寄りがなかったり、家族親類と連絡が取れないとか取れても何らかの事情でその後の始末を拒否してたりする場合に、代わりに整理をする仕事です。
義祥の働く『ライフサービス』では、ある亡くなった男性の死後整理をすることになりますが、名古屋にいるという彼の息子はいくら連絡しても、立ち合いに同意してくれません。
しかたなく後輩を連れて名古屋に乗り込む義祥の目の前に現われたのが、大学時代の同級生で、自分に「好きだ」と告白して抱き合ったのに、数日後には姿を消してしまった小野泰秋でした。
頑なに父の遺産立ち合いを拒否する泰秋は、義祥からも逃げ回ります。
突然泰秋に姿を消され人間不信に陥っていた義祥は、何がなんでも泰秋を捕まえ、理由を問いただそうと決心します。
好きで抱かれた男にいなくなられて心に傷を負った義祥ですが萎れているタイプではなくて、持ち前の気性の激しさで泰秋をガンガン追いまくります(笑)
言葉も乱暴でオトコマエですが、やはりウジウジしてるよりこういうタイプの方が好感持てますね。繊細な部分も持ち合わせているところも良いと思います。
それに比べると、攻めの泰秋はヘタレで臆病。義祥を捨てていった理由は理解はできるけど、それでもやはり臆病すぎたかな。とことん人がいいというのは伝わってきます。本当にヘタレだけど優しい人でした。
『カカア天下』カップル。好みの組み合わせです。
全体的にはなかなか面白くて好きなお話ですが、登場人物が他人のことを平気で信用して何でもかんでもペラペラ喋りすぎるのが気になったかな。そうやって真相に近づいていくんですけども…。
義祥に片思いしてるのを逆手に取られ、いいように使い捨てにされてるオカマ言葉の外科医が何だかちょっと可哀相でした。
同い年、29歳。
同級生、元恋人の再会モノです。
表紙で受けが攻めのネクタイを掴んで挑戦的な目をしてますが、内容に合ってますね。二人の関係は確かにこんな感じ。
遺産整理屋ってTVで見たことがあるような気がするけど、たったひとりで亡くなって、身寄りがなかったり、家族親類と連絡が取れないとか取れても何らかの事情でその後の始末を拒否してたりする場合に、代わりに整理をする仕事です。
義祥の働く『ライフサービス』では、ある亡くなった男性の死後整理をすることになりますが、名古屋にいるという彼の息子はいくら連絡しても、立ち合いに同意してくれません。
しかたなく後輩を連れて名古屋に乗り込む義祥の目の前に現われたのが、大学時代の同級生で、自分に「好きだ」と告白して抱き合ったのに、数日後には姿を消してしまった小野泰秋でした。
頑なに父の遺産立ち合いを拒否する泰秋は、義祥からも逃げ回ります。
突然泰秋に姿を消され人間不信に陥っていた義祥は、何がなんでも泰秋を捕まえ、理由を問いただそうと決心します。
好きで抱かれた男にいなくなられて心に傷を負った義祥ですが萎れているタイプではなくて、持ち前の気性の激しさで泰秋をガンガン追いまくります(笑)
言葉も乱暴でオトコマエですが、やはりウジウジしてるよりこういうタイプの方が好感持てますね。繊細な部分も持ち合わせているところも良いと思います。
それに比べると、攻めの泰秋はヘタレで臆病。義祥を捨てていった理由は理解はできるけど、それでもやはり臆病すぎたかな。とことん人がいいというのは伝わってきます。本当にヘタレだけど優しい人でした。
『カカア天下』カップル。好みの組み合わせです。
全体的にはなかなか面白くて好きなお話ですが、登場人物が他人のことを平気で信用して何でもかんでもペラペラ喋りすぎるのが気になったかな。そうやって真相に近づいていくんですけども…。
義祥に片思いしてるのを逆手に取られ、いいように使い捨てにされてるオカマ言葉の外科医が何だかちょっと可哀相でした。
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