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優しい唇、意地悪な接吻
イラスト/梶本潤(ラキア・スーパーエクストラ)

天より高い自尊心を揶って、恋した鹿島を手に入れた高津。鹿島の甘い淫らな言葉に唆されるまま、高津は底知れない快楽に堕ちていく。鹿島の熱さに、高津の後孔は淫猥に蕩ける。こんなにはしたなくなるのは鹿島にだけ。そう思っていたが、自分の喘ぎ声で目を覚ました高津の隣には、「抱かせて」と迫ってきていた田村がいた!こんな奴にヤられたはずがないと信じたいが?!
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相変わらず、俺様で人迷惑な性格の高津は健在です。のっけからつるはし振り回してるし。高津の暴言や横柄な態度は、いっそ気持ちいいです。まわりは迷惑でしょうが。そんな、まるで暴れ馬のような高津を、鹿島がものの見事に乗りこなしています。鹿島が実家に帰省している間、数々のトラブルにキれまくっていた高津が、鹿島の出現にあっさりと大人しくなったりするのは可愛いですね。本当に惚れちゃってます。鹿島も、たまらんだろうなぁ。

高津のパワーや可笑しさは前作に比べても落ちていません。
が、鹿島の鬼畜ぶりはパワーアップしています。というか、バージョンアップ?
昨日「いい男」と評したような気がするのですが、確かに外見上は爽やかないい男のようですが、高津を前にすると人が変わってます。立派な鬼畜君です。
嫉妬のあまり…という理由もありますし、根本的には優しい男のようですが、キレると相当です。あの高津もビビッてる。
でも喜んでるし大好きみたいだから、この二人に何の問題もありません。

高津にちょっかいを出す「田村」という新キャラが出てくるのですが、個人的な嗜好として、一人の受けに攻めが何人も群がる設定は好きじゃないんです。
それで読むのをやめたシリーズもあります。
今回はまさにそれでしたので、私としてはがっかりしました。
この巻だけで決着するならまだいいのですが、田村はラストでもまだ諦めていないようでしたし、こうなると、しょっちゅうかき回しに出てきて鬱陶しいことが予想できるので、あるかどうか知りませんがもし続編があっても、もう買いません(笑)

エロは相変わらず濃い~濃い~濃い~。
こってり濃厚。また読み飛ばしてしまった。
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