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一万年+3日
(コバルト文庫/片岡ケイコ)

出会いは飛行機雲だった。ひとりで好きなことをやり、周囲には気を配らず、しかも時々行方知れずで、だけど憎まれもしない不思議な存在の白川。気が付いたら、西野はキャンパスでそんな彼とならんで雲ひとつない青空を眺めていた。気が付いたら、彼ばかり視線で追いかけていた。そして気が付いたら、彼との距離がちょっとずつ縮まっていた……。
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評判を聞いて買ってみた。
コバルト文庫を買ったのは何十年ぶり。

シリーズもので続きもすでに出ていますが、そちらはまだ手に入れてません。近所にないんだよ~。探しに行きたいけど病人がいて外出もままならないので、我慢しております。

天然ぼんやり美人と苦労人好青年。
シリーズということもあってか、本当にゆっくりと少しずつ二人の間が近づいていく感じです。
美人だけど人を寄せ付けないような雰囲気を持ち、その行動から有名人でもある白川と偶然言葉を交わしてから、西野はそれまで名前しかしらなかった白川に興味を持ち、その後も声をかけ短い会話を交わすうちに、白川の人となりを知って惹かれていく、というのがゆっくりとしたペースで語られていきます。白川が意外と不器用で可愛いということなど、彼を知れば知るほど気になってしょうがない。それが恋に変化しているということに気づくのですが、西野を見てると「はまってってるな~」と思います。
白川は何かに興味を持つと他のことが全く見えなくなってしまい、また周りに気を廻さない本来の性格から外からは近寄りがたく見えるのですが、そういう白川が自分との会話で嬉しそうに笑ったり、可愛いことを言ったりするのを見たら、西野じゃなくたって目から鱗が落ちそうです。

西野が、周りから遠巻きにされている白川に臆することなく話しかけたり誘ったりするのがいいなと思いました。白川に対して興味はあっても変に身構えてないし、自然体で遠慮せず、自分の意見をきちんと言うし。
好きだと自覚してキスしてしまったあとも、焦って距離を縮めようとしないで、少しずつ近づこうとしています。
白川がどう思っているかははっきりわかりませんが、キスされたあとも態度は変わらず、反対に心を許しちゃってるような感じです。警戒心なく西野のベッドで寝てしまうなんて、その天然無防備ぶりを見ると、西野のこれからの苦労が忍ばれます。
西野、性格いいよなぁ。

いきなり強姦しちゃって身体から~なんていう世界が信じられないくらいピュアな二人。
最近出た続編でもあまり二人の関係に変化はないように聞きましたが、それでも少しずつ少しずつ、近寄っていってるんでしょうね(早く読みたい。)
「じれったい~!」と思わないでもないですが、こういうゆっくりじっくりな展開もいいですよね。

攻めに感情移入する私は当然西野側で読むわけですが、これから西野と一緒に気苦労させられることになるのでしょうか。
それでも変にスピードアップせず、じっくりと読ませて欲しいな~と思います。
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