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ANSWER
(ラキア・スーパーエクストラ・ノベルス/やまねあやの)

同情みたいな優しさ。それが気に入らないと、秦野は真芝に強姦されてしまう。脅迫まがいの強引さで、さらなる関係を迫ってきた真芝に性欲の捌け口にされる日々。快楽と羞恥の狭間で、身体はすっかり陥落してしまい、心までも引きずられていく。それが怖い。時折見せる欲望以外の顔に、次第に熱くなる抱擁に、何か意味を見つけてしまいそうで…。
‐‐‐‐‐‐‐‐

27歳×32歳の年下攻めです。始まりは、強姦です。
脅迫され、何度も身体を重ねているうちにお互いが少しずつ見えてきて、だんだんと心が惹かれていきます。

始めは秦野視点で語られるのですが、この秦野が、こんな強引な関係を無理やり結ばされているのに、とても達観しているというか包容力があるというか、真芝に対して同情のようなものさえ覚えていて、とても優しいので、今まで読んだ「こういう関係」の受けと違うな~と思っていました。
そして視点が真芝に移ると、真芝の方も、強姦するなんてとても傲慢で不遜なキャラのようなのですが、実は本質が全然違うことがわかります。
真芝は、意外や意外、とても子供っぽいところのある、実はヘタレ君でもあるのです。恋愛体質で相手にのめりこむ情熱型でもあることがわかります。秦野を強姦してしまったのも、惚れた相手に振られてやけになった結果ですし。自分のしたこととは言え、本当はそんなひどい関係を強要して平気でいられるような男ではないんです。自分がもうやめると言えば終われるのに言えない、秦野が言わない理由もわからない。
視点か変わるので、そんなお互いの葛藤や、それぞれが相手に気持ちが傾いていく様子が、とてもよくわかります。
そして秦野の過去が明らかになると、真芝も私も感じていた、秦野がどうしてそんなに優しいのかという理由がわかります。それを知った真芝はショックを受け、自分のしたことを悔やみ、秦野から離れることを決意します。

その後、駅の改札口で真芝が泣くシーンには、物凄く感動してしまいました。
もともとへタレ攻めには弱いんですが、真芝は必ずしもただのヘタレとは違い、男っぽい風貌のキャラでもありますので、そんな彼があんなふうに泣くなんて…萌え過ぎです。心臓鷲づかみされました。
私は攻めに感情移入する方なので、余計です。

黒ラキですのでエロも大変多いですが、それだけに留まらず、心理面でも納得できる、とても切なくて甘いお話です。
真芝の7年間つきあった男があまりにひどい男なので、なんでこんなのと7年も…と思いましたが(笑)

年下攻めだし、ヘタレで可愛い部分のある、私の好きな攻めタイプでした。
お話もとっても良かったです~。
真芝が時々「秦野さん」とさんづけで呼んだり丁寧語になったりするのもいちいち萌え。
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