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挑発する視線


マネージャーの佳月は新進気鋭のカメラマン・一真のところに撮影依頼に行く。それは担当モデルの泰斗を売り出すためだった。だが「男は寝れないから撮らない」と言い放つ一真に仕事に厳しく手段を選ばない佳月は、ある賭けを持ちかける。夜の公園で誘うように挑発する佳月に、乗せられる形で激しく抱いてしまう一真。淫らに振舞う佳月のことを忘れられず仕事を引き受けるのだが…。
‐‐‐‐‐‐


「男は撮らないカメラマン」という設定は、どっかで見たぞ。でも中身は違います。
ちゃんとまとまってる面白いお話だと思います。
大人の駆け引き…っていうんでしょうか。こういうのが大人かどうかは置いておいて大人っぽい雰囲気であることには違いないです。
でも私のツボとはちょっと違ったようで、なんだか乗れないまま読み終わってしまいました。
最後まで本音を言わない二人なんですが、ラストの二人の会話は考えようによっちゃ萌えかも。

佳月も一真も泰斗も、可哀相な過去を背負っていますし、佳月にいたっては、ちょっと痛いような気もしますが、何故かドロドロした感じは不思議としませんでした。佳月に悲壮感がないからかな…。
夜の公園や霧のイメージと相まって全体がグレーか藍色のイメージなんですが、泰斗だけが明るいお日様のように色がついてるような気がした。
他の二人とはそぐわないような…。
私には泰斗が、心の清涼剤でした。

読後はなんだか漠としてて、あんまり感想浮かばなかったです。
あ、そうそう、エロが青○とか異物挿入とか、意外と激しかったですね(笑)
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