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Slow love
和泉 桂著
心交社 (2000.5)
この本は現在お取り扱いできません。


ブライダルサロンで働く高岡幸久は、多くの結婚式をサポートしてきたベテラン店員。あるカップルの担当になるが、女性よりも際立つ美貌にミステリアスな雰囲気を持つ「広田」が気にかかってしまっていた。
そんなある日、パソコンの調子が悪く、ユーザーサポートを頼んだ高岡の前に現われたのは、あの「広田」だった。なぜか彼は「志塚克己」と名乗っていて、いきなり高岡にキスを仕掛けてきたのだが…。(2000年5月初版)
‐‐‐‐‐‐‐‐

第1話、第2話に分かれています。
第1話は、二人の心が通い合うまで、第2話はつきあいだしてからのお話になります。

まず第1話ですが。
二つの名前を名乗っている男なんて、興味を引かれますよね。確かに面白そうです。

でも、でも…。
再会してキスしてHまでして食事も何度もして、それでも相手にどういうことなのか聞けないって、不自然じゃないですか?おかしくないですか?
相手が別の職業、氏名を名乗ってて、結婚を控えている…と思っているからこそ成り立つ高岡(攻め)の悩み…なわけです。もし本当に好きになった相手が結婚を控えていたら、そりゃ切なくもなりますよね。
でもまず好きになる前に、再会した時「あれ?このひと別の名前…」と思ったら、すぐ聞くでしょう、普通。顔見たとたん、聞くよ~!
聞こうと思ってて、話の流れが別の方にいっちゃったとしても、それでもやっぱり聞きますって。1ヶ月以上そのまま付き合ってるなんて有り得ませんよ…。なんか、その聞きたくても聞けなくなる状況っていうのも、無理がありすぎて…。

第1話はずっと、この誤解で悩む切ない高岡なんです。何も聞かないで、ただ悩んでる。そんな内気な性格でもないのに…。それなのに最後はなんと「卒業」のラストシーンみたいに「花婿」を浚いに乗り込んでます。肝心なことは聞けない臆病者なくせに、異常な行動力です。
感動的なのかもしれませんが、「聞くだろう、普通」という思いが拭えない為、はっきりいって馬鹿馬鹿し・・・ごめんなさい。
これはあれですよね、「たった一言が言えてれば、すぐに上手くいくのに、そういかないからお話になる」ってやつ…(笑)
でも無理ありすぎる…。

第2話は、想い合ってるのに、あまりにも違い過ぎて、すれ違う二人のお話。
「言えばすむのに、聞けばいいのに…」と思うのはこちらも変わりません。が第1話ほどじゃないです。
相手に振り回されて疲れ、どうして自分ばかりが…と思う高岡ですが、相手も同じように自分を気遣ってくれていた、自分だって振り回していた、と気づくのはいいですね。性格だけでいうと、常識人と変人みたいで前途多難な感じですが、お互いを想う気持ちだけはたっぷりあるので、大丈夫でしょう。
この二人の場合、長続きさせる秘訣は「疑問があったら、すぐに聞くこと」でしょうか。そうすれば、1分で解決します、その悩み。
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