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4344810406上海夜啼鳥
華藤えれな著 / 真生るいすイラスト
幻冬舎コミックス
リンクスロマンス2007-07

by G-Tools

革命により、家族と言葉を失い、上海の娼館で男娼として働く小鈴。ある夜、尊大で冷たい雰囲気の建築士・相馬篤彦に買われ、そのまま身請けされる。
戸惑いながら相馬と暮らし始めるが、喋れない自分の気持を理解しようとする彼の優しさに次第に惹かれていく。
そんな中、李から相馬の手がける設計図を盗めと命じられる。相馬を裏切りたくなかった小鈴だが、自分は相馬が日本に残した妻の代わりでしかないことに絶望し……。
相馬篤彦(そうまあつひこ・30過ぎ)×小鈴(シャオリン・18歳)

20世紀初頭の上海が舞台。日本人設計士×男娼(元はロシアの王族の血を引く青年)の切ない恋のお話でした。
中国上海の裏組織にも繋がる娼館で働く青年はBLでは珍しくないんですけど、ここでも受けがそうなるにはロシアでの革命を絡めた幾多の辛苦の末・・・という背景があります。その上、小鈴は話すことができません。苦難の途中で、言葉が出なくなってしまったのです。

言葉が出ない上、中途半端(笑)に日本語を聞き取ることができるので、誤解も甚だしく相手との擦れ違いも大きくなります。身動きできない状況も重なって切なさが募るようなお膳立てが揃ってるんですね。
攻めの相馬も、不器用で偏屈な男なので、誤解を与えるようなことをしたり言ったりするし。

中国裏組織みたいなのも絡んではきますが、どちらかというと心と心の触れ合いの方がメイン。愛を求める不器用な人たちの擦れ違いや切なさを堪能しました。
小鈴の想いが読んでて辛くなっちゃって、ちょっと読むのに時間かかっちゃいましたね。相馬が機械の鳥籠を投げつけるシーンでは、泣きそうになってしまった(笑)。

混沌とした時代の混沌とした場所の話ですけど、恋愛メインなので、二人の心理のみに浸るのが良い感じだと思います。ラストには、傷ついた二人に幸せになってほしいなぁとエールを送りたい気持になりました。




>ブログ拍手お返事

・20時のかた
 ポチッ、ありがとうございました~!
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