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BL読書感想日記※※※ 詳しくはカテゴリーの「このブログについて」をご覧下さい。

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4344810511ブルーダリア
火崎勇著 / 佐々木久美子イラスト
幻冬舎コミックス
リンクスロマンス2007-07

by G-Tools

外資系のIT企業に勤める白鳥は頭脳だけが取り柄のサラリーマン。白鳥は、マンションの隣に住み、ワイルドで男らしく頼りがいがある便利屋の東城に恋心を抱いていた。
ある日、白鳥の部屋が何者かに荒らされ引っかき回されていた。東城に助けを求めた白鳥は、彼の部屋に暫く居候させてもらうことになる。思いがけない展開に胸を高鳴らせる白鳥だったが、喜びも束の間、二日後会社に行くと更に大きな事件が起きていて――!?
東城塊(とうぎかい・年齢不明)×白鳥唯南(しらとりいなみ・25歳)
便利屋×サラリーマン

『ブルーダリア』つまり“有り得ない”ということだそうです。広い意味でこの“有り得ない”がいろいろに結びついている。
マンションの隣人・東城に恋する白鳥は、自室に泥棒が入ったのをきっかけに東城の部屋に居候させてもらうことになります。しかし、白鳥は東城が女性と一緒にホテルにいるところを目撃していて、恋の成就は望めなそう。そんな状況ですが、同居ということになればその間に二人の間にいろいろ起きることが期待できます。
しかし、同居が決まって会社に出てみると、なんと白鳥の上司が殺されるという事件が起こっていて、「殺人事件」ということになれば、ただの恋愛ものというだけではなさそう・・・ということになる。
白鳥の上司、殺された成田(なりた)は、仕事で何か重要な発見をしたらしい。最初はそういうこともわからないんですが、成田に可愛がられていた白鳥の部屋に泥棒が入ったのは、白鳥が何かを知っていると思われてのこと・・・と何やら危険な匂いもしてきます。

白鳥の片思いと、事件に巻き込まれるサスペンスと・・・という二本立てなんですが、結論から言うと、どっちも中途半端という感じがしました。
白鳥の切ない片思いに浸れる・・・というほどのものでもないし、事件の方も「殺人」とは随分ですが、二人で捜査するわけでもなく、解決の仕方もとっても都合よく収まってしまいます。
「書き足りなかった」とあとがきに書いていらっしゃいますが、読んだ私も、「なんか浅い」という感は否めませんでした。
事件の締め方も東城の正体もまさに“ブルーダリア”、なんとなく絵空事・・・という感じがしてしまいます。東城が白鳥に惹かれる過程も言葉で説明されるだけで実感できないので、恋愛部分もなんとなく物足りない。

例によって一人称、白鳥の視点ですが、25歳という年相応の青年らしい語り口なのは好感持ちました。ワイルドでやさぐれた感じ(笑)のする東城も、なかなかいい感じです。
もうちょっと地に足のついたお話だったら良かったかなぁと思ってみたり・・・。




>ブログ拍手お返事
 9/3 22時のかた、ありがとうございます!
コメント
この記事へのコメント
こんにちは~みむさん!

これは私も買いましたよ~。
「ブルーダリア」ってそう言う意味があったんですね?変わったタイトルだと思っていたんですけど。
筆者が「書き足りなかった」と正直に言っているのですから、そうなんでしょうね?でも、それでも本になってしまうんだ~。まあ、私も頑張って読みます!(いつ読めるのか解りませんが・・・泣)
2007/09/04(火) 12:12 | URL | 水月 #/fVvPWuA[ 編集]
>水月さん、こんにちは~。

「ブルーローズ」も同じ意味だけど、そっちだとネタバレするから…らしいですよ。
「書き足りなかった」ってよく作家さんは仰いますけど、「ホントだな」と思うことはそんなにないです(笑)
つまらないわけではなくて、サラッと読めますよ。
サラサラしすぎてるのが問題なのかしら(笑)
2007/09/05(水) 06:11 | URL | mimu #-[ 編集]
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