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純愛は獣を変える
(ルビー文庫/西村しゅうこ)

元サラリーマンの園田八尋は、甥の八汐が壊した椅子を弁償するため、近所にカフェを訪れる。
そのカフェのオーナーは、八尋の高校時代の先輩でワイルドな色男・奥直丈だった。直丈から、八汐が壊した椅子は高価なものだと聞いた八尋は、直丈の家で働いて椅子を弁償することに!しかも「雇い主には絶対服従だからな」とバスルームで不埒な悪戯をされてしまい…。
軽くササッと読めるお話です。
両親を早くに亡くし姉夫婦も事故で他界してしまって、残された甥の八汐を引き取り、親代わりに育てている八尋。ところが努めていたデパートをやめざるを得ないハメになり、仕事も見つからず、家賃も3ヶ月滞納し、光熱費も満足に払えず、預金残高は6万円となって途方に暮れてしまいます。そんなピンチに八汐が近所のカフェでアンティークの椅子を壊してしまい、その値段が80万円と聞いて、仕事がなく弁償金を返すあてのない八尋は、奥の持ち物であるカフェで働き、奥の家の家政婦をすることに。
八尋は一生懸命なのですが、亡くなった姉へのコンプレックスもあって、いろいろと煮詰まってます。独身で24歳の男が小学生の子供を育てるなんて並大抵じゃないですしね。(○十四歳でも、煮詰まってますよ、私)
そのうちに家まで追い出され、しかたなく奥のマンションに転がりこむわけです。同居ですね…。こぶつきだけど(笑)。
八尋はけっこう元気な突っ走り型なので、攻めにたいして、面白くないときには面白くなさそうな顔をするし、言い返しもするので、私的には読んでてじりじりするようなことはなく…。もちろん奥は雇い主ですので悔しいながらも言いなりにならなければならないこともありますが、「絶対服従」なんて言っても別に調教はされてません(笑)
奥は不遜で野蛮そうですし、八尋をからかったり怒らせたりするような物言いばかりなのですが、端々に八尋もことを思っているような気配が見えて、最終的に事の顛末が開かされてみれば、本当に八尋を大切に思い、包み込んでいるんだということがわかります。確かに途中でちょっと悪戯はしてしまいますが、そのあと何か思うところがあるような顔をしていますし、自分の方の処理は、たぶんその後、自家発電です。
初Hも無理やりじゃないですし、ちゃんと優しくしてますよ(笑)

攻めの奥の方の愛情が、とても良く感じられるお話です。
長年に渡って八尋を想って来た奥の純情愛物語。
まさにタイトル通り。
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