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~ラベンダー書院物語~ その男、熱愛中につき
イラスト/白川七子(プラチナ文庫)

馬鹿だった幼馴染の一誠は、今や年俸1億円のプロ野球選手。強引な彼に軟禁され、同棲生活に突入してしまった英典は、毎晩のおつとめに腰がガクガク。一誠がキャンプインしたのを幸い編集の仕事に精を出すが、アナル好きの女装作家や、お坊ちゃんSM作家など、クセのある官能小説家に迫られ、「魔性の男」と呼ばれる始末!さらには一誠までもが編集部に乗り込んできて―?!
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「その男、発情中につき」の続編です。
頭の悪い(文字通りホントに悪い)一誠君の大暴走です。「発情中」については、皆様それぞれご意見がおありだと思いますが、私は好きで、楽しく読んだんですよ。下品な言葉を連呼するのも、漢字の読めない一誠君が、一生懸命、英典さんのお仕事に(それとエロに)興味を持って、本を読んで覚えた言葉を喜んで使ってる・・・ってくらいで、幼児が「う○こ」「お○っこ」と叫ぶのが好きなのと同じで、可愛いもんだと思いました。頭の出来も同じくらいですし(笑)
前回も書きましたが、子供みたいな男なんですね。
お話もギャグと受け止めさせていただきました。
というわけで、「発情中」は好きでしたので続編も喜んで読んだのですが、続編はちょっときつかったかな・・・と思いました。

なんていうのか・・・。あの「発情中」のテンションが空回りしてるような。
引っ張るのは苦しかったか・・・。
英典の仕事場「ラベンダー書院」で起きる様々な事件と「英典と一誠」という二人の関係とが全く絡んでいなくて、ただ、あっちでバタバタ、こっちでバタバタしてるだけみたいに思えるんです。ラベンダー書院の面々や作家たちも個性的な方たちなんで、それはそれで面白い職場なんですが、そこへ持ってきて一誠のキャラが強烈なので、出来事が全て霞んでしまう。
編集長や同僚の花崎のキャラも、アクが強いわりには、ただの脇役で終わってるし、女装作家もしつこいほど電話してくれるSM作家も、登場人物全てが個性的過ぎて、その割りにいかされていないので、ただ全体的に煩いだけになってます・・・。
無理やりとはいえ一緒に住んで、英典と一誠は一応出来上がったカップルなんですけど、一誠がキャンプ、オープン戦で家を離れてしまい、その後の二人の間に何か葛藤があるとか(英典にはあるか)心が揺れるとか、そういう展開は全然ないので、まるで「英典君と愉快な仲間たち」みたいな感じになってます。
もうちょっと二人の間の話が読みたかったです。まあ、もともとそういうタイプのお話ではないんですけどね~。
それと、一誠が家を離れると、英典は心の底からホッとしてるんですね(笑)。ちょっとくらいは寂しいとか思って欲しいよ~。あれじゃ、いないほうがいいって言ってるのと同じなんですもん。なんか悲しい。英典には一誠への愛情は全然ないの?「可愛い」「守ってやりたい」「一誠が最後の男になるかもしれない」とは言ってますが、本人には言ってないし、愛情は愛情でも兄弟愛みたいっす。
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