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罪のしずく
イラスト/緒田涼歌(プラチナ文庫)
全体の三分の二はエロじゃないでしょうか。プチ監禁、プチ調教と作者様もあとがきで書いておられますがまさにそんな感じ。
ですが、エロだけでは終わってません。

亮一の心情がとっても切ないです。かわいそうです。妾の子である亮一が、始めは素直になれず警戒感に満ちていて、それがゆっくり義兄である佑に惹かれていくのが手に取るようにわかります。優しかった佑が突然豹変して支配者と変わるわけですが、身体が慣らされていくのに満たされない恋心や、それでもどうしても佑を憎めないその気持ちも良く伝わってきます。
レイプで始まったあと、受けの心が傾いていくというのは珍しくもないですが、その気持ちの変化が自然だと思えるのは今まで読んだものの中ではほとんどなかったんですが(なんで?って思うようなのが多い。身体だけで惹かれてる感じ)このお話はそこがすんなりと入ってきました。
亮一の寂しい心や優しく愛されたいと願う気持ちが、最初から丁寧に無理なく理解できるように書かれているからだと思います。
だから佑にひどいことをされているときも憎めない、好きだと思う亮一の心に違和感を感じないんですね。
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