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新宿探偵
剛 しいら著 / 桜城 やや〔画〕
リブレ出版
ビーボーイスラッシュノベルズ(2007.3)


新宿に事務所を構える、野性味溢れる探偵・展明。依頼を通じて知り合った美貌の医師・凛が隠す秘密を暴こうと手酷く抱くが、柔らかに締めつけ絡みつく身体に夢中になってしまう。
しかしどれほど蕩かしても、凛はなにも話そうとしない。そんな凛にどうしようもなく惹かれてしまう展明自身もまた、重大な秘密を抱えていて――。
蘭展明(あららぎてんめい・32歳)×鈴本凛(すずもとりん・29歳くらい)
探偵×医者
「新宿探偵」雑誌掲載
「黒猫病院」雑誌掲載
「愛情迷路」書き下ろしの三編。

元刑事の展明は、新宿で探偵事務所を開いています。
人探しの依頼で手がかりとして浮かんだのが“鈴本医院”。医師である凛は、展明が脅しても何を言っても顔色を変えず、展明の質問に答えようとしません。
強硬手段として、凛を手錠でベッドに繋ぎ散々に犯して話を聞きだそうとしますが、結局凛は何も語りません。
そんな凛のクールな外面と熱い身体に、展明の方が堕ちてしまいます。

展明は、警察を辞めるきっかけとなった事件の際、とんでもない罪を犯し、それを隠しています。無精ひげの似合ういい男で、ワイルドな雰囲気に不遜な態度は、よくいる傲慢強引攻めのように見えましたが、凛に夢中になって花束を差し出しては断られている姿などはかなり可愛らしいと思いました。
凛は、寂れた医院に相応しくない腕と美貌を持った医者で、大学病院を辞めた背景や生い立ちに派手な理由があり、謎めいた雰囲気の男。
攻め受けともに謎を抱えた男同士なわけですが、展明の直球にも変化球にも本心を見せない、なかなかの魔性の男でした。

「黒猫病院」では、凛の過去に焦点が当てられます。「愛情迷路」は、展明の隠している秘密に絡んだお話。

ハードボイルドな雰囲気ではありますが、展明の凛への思いは結構純愛で、擦れた男の純情が、なかなかツボでした。
凛はかなり辛い過去を持っているようですけど、現在ではもうそこからは抜け出していて、始終強さを貫き通していたように思います。揺らがず、大人な受けで、なかなか素敵でした。“鈴がリン”と名前は可愛い。

秘密の一つである大金の行方、登場人物は気にしてないみたいでしたけど、下世話な私は凄く気になっている。
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