「巽を全部、オレのものにしたい。抱きたい」
巽が務める店にやって来た、いけ好かない客・裕城は、実は人気若手俳優。クールなイメージの裕城だけど素顔は全然違って!?
裕城に惚れられて、身も心も独占したいと迫られた巽は『お試し期間』を設けることに。
情熱的な年下のオトコなんて全然好みじゃない! でも、まっすぐに愛をぶつける裕城に、巽は揺れて…。
巽が務める店にやって来た、いけ好かない客・裕城は、実は人気若手俳優。クールなイメージの裕城だけど素顔は全然違って!?
裕城に惚れられて、身も心も独占したいと迫られた巽は『お試し期間』を設けることに。
情熱的な年下のオトコなんて全然好みじゃない! でも、まっすぐに愛をぶつける裕城に、巽は揺れて…。
成瀬裕城(なるせゆうき・19歳※作中で20歳に)×矢野巽(やのたつみ・25歳※作中で26歳に)
俳優×レンタルビデオ店店長
「僕の味方」雑誌掲載
「駄犬は愛を求める」書き下ろしの二編。
『ワンコ系年下×意地っ張りなオトナ』でございます。
「僕の味方」は二人がちゃんと恋人になるまで。
巽が店長を務めるレンタルビデオ店に、裕城が客としてやってきたのが始まりです。
店員から裕城が子供に人気の戦隊ヒーローを演じている俳優だと教えられ、幼い頃のトラウマで『ヒーロー嫌い』な巽は、役柄そのもののクールで不遜な裕城の態度に悪印象を抱きます。
しかし、裕城が薦めたビデオが面白かったと、裕城は再び店を訪れ、なりゆきから巽は裕城と“お友達”になることに。
そうして知った裕城の素顔は、泣ける映画が大好きで、仕事に一途な素直な青年でした。やがて、裕城を好ましく想うようになり、裕城から一途な想いをぶつけられた巽も恋に落ちます。
巽は元々ゲイで、タチで、好みのタイプは自分より小さくて細いクールなタイプでした。裕城は好みから大きく外れていましたが、裕城相手なら、受け入れる方に廻ってもいいと思うほど。
裕城の誕生日に恥ずかしながら自分をプレゼントする約束をするのですが、裕城の女性スキャンダルが写真週刊誌に掲載され、その事実がどうというより、男同士である自分たちの関係が、裕城の仕事に与える影響を思い知った巽は、裕城に別れを告げてしまいます。
「駄犬は愛を求める」でも、またまた波乱が。
巽の勤めるビデオ店が大手に吸収されることになり、巽はリストラにあってしまいます。
巽は裕城に黙って、昔通ったことのあるゲイバーで働き始めますが、それが裕城にバレて喧嘩に。
年上だからとか、自分のプライドとか…のせいで素直になれない巽に、ゲイバーのマスターがずっと好きだったと迫ってきます。
素直になれない意地っ張りな年上受けに、年下ワンコが何の計算もない真っ直ぐな愛情をぶつけていました。「駄犬」とありますけど、全然駄犬じゃないんじゃないかな。
私から見ると受けの方がダメダメ君に思えました。社会人としてではなくて、恋愛においては、ですけど。
今だって一生懸命で誠実な裕城が、これから更に成長して大人になっていくとしたら、すごくいい買い物だと思います。見た目のクールさと中身の誠実さのギャップがいいですね。
あんまりカッコ良すぎるから、巽もいろいろ考えてしまうんでしょうね。相手は世界に羽ばたくかもしれない俳優で、自分はリストラ男では悩みも多いだろう。
あとがきに「僕の味方」は鳩村さんの“ターニングポイント”になった作品とありました。内面的なことだそうですが、確かにストーリーは、そんなに目新しいものではないように思います。
一途な年下攻めがたっぷり楽しめるお話でした。
俳優×レンタルビデオ店店長
「僕の味方」雑誌掲載
「駄犬は愛を求める」書き下ろしの二編。
『ワンコ系年下×意地っ張りなオトナ』でございます。
「僕の味方」は二人がちゃんと恋人になるまで。
巽が店長を務めるレンタルビデオ店に、裕城が客としてやってきたのが始まりです。
店員から裕城が子供に人気の戦隊ヒーローを演じている俳優だと教えられ、幼い頃のトラウマで『ヒーロー嫌い』な巽は、役柄そのもののクールで不遜な裕城の態度に悪印象を抱きます。
しかし、裕城が薦めたビデオが面白かったと、裕城は再び店を訪れ、なりゆきから巽は裕城と“お友達”になることに。
そうして知った裕城の素顔は、泣ける映画が大好きで、仕事に一途な素直な青年でした。やがて、裕城を好ましく想うようになり、裕城から一途な想いをぶつけられた巽も恋に落ちます。
巽は元々ゲイで、タチで、好みのタイプは自分より小さくて細いクールなタイプでした。裕城は好みから大きく外れていましたが、裕城相手なら、受け入れる方に廻ってもいいと思うほど。
裕城の誕生日に恥ずかしながら自分をプレゼントする約束をするのですが、裕城の女性スキャンダルが写真週刊誌に掲載され、その事実がどうというより、男同士である自分たちの関係が、裕城の仕事に与える影響を思い知った巽は、裕城に別れを告げてしまいます。
「駄犬は愛を求める」でも、またまた波乱が。
巽の勤めるビデオ店が大手に吸収されることになり、巽はリストラにあってしまいます。
巽は裕城に黙って、昔通ったことのあるゲイバーで働き始めますが、それが裕城にバレて喧嘩に。
年上だからとか、自分のプライドとか…のせいで素直になれない巽に、ゲイバーのマスターがずっと好きだったと迫ってきます。
素直になれない意地っ張りな年上受けに、年下ワンコが何の計算もない真っ直ぐな愛情をぶつけていました。「駄犬」とありますけど、全然駄犬じゃないんじゃないかな。
私から見ると受けの方がダメダメ君に思えました。社会人としてではなくて、恋愛においては、ですけど。
今だって一生懸命で誠実な裕城が、これから更に成長して大人になっていくとしたら、すごくいい買い物だと思います。見た目のクールさと中身の誠実さのギャップがいいですね。
あんまりカッコ良すぎるから、巽もいろいろ考えてしまうんでしょうね。相手は世界に羽ばたくかもしれない俳優で、自分はリストラ男では悩みも多いだろう。
あとがきに「僕の味方」は鳩村さんの“ターニングポイント”になった作品とありました。内面的なことだそうですが、確かにストーリーは、そんなに目新しいものではないように思います。
一途な年下攻めがたっぷり楽しめるお話でした。
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