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4829654848指先の愛撫
佐々木禎子/石原理イラスト
プランタン出版
f-LAPIS2007-08

by G-Tools

「陶器が直るまで一緒にここにいてもらうだけだ。そのあいだは夜の相手もしてもらう」
陶磁器の修復を手がける美樹は、不動産会社を営む大道寺から、人違いで、顧客に身体も売っていると誤解されてしまう。大道寺の家に連れてこられ、美樹は同居しながら仕事を請けることに。
セックスを無理強いされても、一目見たときから大道寺に惹かれていたせいで真実を告白できず…。
美樹を見誤ったままの大道寺から夜毎抱かれていたが!?
大道寺行久(だいどうじゆきひさ・29歳)×神谷美樹(かみやよしき・25歳)
不動産会社経営×陶磁器修復師

幼馴染の喜瀬秀一(きせしゅういち)と共同で、骨董も扱う陶磁器とガラスの店『泡沫屋(ほうまつや)』を営む美樹(よしき)。
陶磁器修復技術も持つ美樹は、顧客の阿木(あき)から、不動産会社を営む大道寺(だいどうじ)を紹介されます。
大道寺は祖母の形見のティーセットを修復したいと思っていましたが、美樹に仕事を頼む前に、泡沫屋の評判をあちこちで調べていました。
その中に「泡沫屋の若い経営者は、陶器だけでなく、気に入った客には体も売る」という噂があり、大道寺はそれを美樹のことだと勘違いしてしまいます。
実はその経営者は、幼馴染の喜瀬の方なんですけども。

仕事相手として会う前に、2人は偶然の出会いでひと目ぼれし合っています。
しかし、清楚で清純そうでそれでいて泣きボクロが色っぽい美樹が、身体で陶磁器を売ると勘違いした大道寺は苛々して美樹にアタリます。そんな節操なしなら俺が手を出したっていいだろう的な八つ当たりなのですが、本当の美樹は陶磁器一筋の恋愛慣れしてないウブな青年です。
美樹の素の反応に、それもまた手練手管とますます誤解していく大道寺。
しかし美樹に我知らず惹かれる大道寺は、ティーセットを直す間、自分と同居するように画策までしてしまうのですが、誤解に勘違いを重ね、ついに美樹を無理矢理抱いて売女扱い。
美樹は大道寺が誤解していることに気づくのですが、喜瀬は身体を売っているわけではなく自由恋愛の結果であることを上手く説明できず、しかもキスされてしまえば、慣れていない、しかも大道寺に惹かれている美樹はもうグズグズ・・・。
しかし、やがて大道寺も自分の勘違いに気づくときがやってきます。背筋を流れる一筋の冷や汗(笑)
けれど、誤解が解ければ全てが上手くいくかと思えば、しかしまた2人はお互いを誤解しあってしまうのですね。

面白かったです。
視点が両方に代わるので、お互いの考えてることがわかりやすいです。
どんどん見当違いな方向に、大真面目に突き進んでいくんですよ。
自分の勘違いに気づいて、謝りたいのに謝れなくて。
ますます妙なことになっていく二人がなんだか可愛かったですね。
それなりに慣れてるはずなのに大道寺は不器用だし、美樹は正真正銘生真面目でウブですから、大変だ(笑)。
誤解に誤解を重ねていく様子が切ないというより、大道寺の勘違い男ぶりがなんだか可笑しくて、美樹にとっては笑い事じゃないんですけど、美樹の天然美人ぶりに翻弄されてる大道寺が妙に微笑ましいと思えてしまったのでした。
あ、別にコメディではないんですよ。
コメント
この記事へのコメント
こんにちは~みむさん!

誤解からはじまったわけですね?
それはまた大変ですよね~。
不器用VSウブ・・・って。
理解し合えるまでに時間がかかりそうですね~?!
なかなか面白そうですね!
2007/09/24(月) 12:08 | URL | 水月 #/fVvPWuA[ 編集]
>水月さん、こんにちは。

最初に誤解してしまうって、よくある展開ですけどね。
でも素でウブな受の反応を見て「それが手管か、こやつ」みたいに勘違いしている攻が何だかおかしくて。
受にとっては笑い事じゃないんですけど(笑)
これは好みでわりと面白かったです~。

2007/09/25(火) 06:25 | URL | mimu #-[ 編集]
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