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4812433126凍る月 紅の契り
夜光 花著 / 高橋 悠イラスト
竹書房
ラヴァーズ文庫2007-11-24

by G-Tools

幼なじみの亨が失踪して数カ月‥‥。鳳光陽は、気がかりな思いを隠しきれずにいた。そんな風に亨を心配する光陽を、同居している梁井は面白く思っていない。
梁井と光陽は、ある「契約」を結んでいた。その「契約」とは、光陽が死なないために必要で、光陽が梁井に身体を与えることで成り立っている。感情が追いつかないまま身体を重ねることに、戸惑い、ただ翻弄される光陽に反して、梁井は執拗な独占欲を芽生えさせていた。
しかし、失踪している亨もまた、光陽と「契約」するために動き出していて……。
梁井轟(やないごう)×鳳光陽(おおとりこうよう)
獣人×餌 (笑)

『凍る月』の続編です。
獣人とその餌として出会い、契約を交わした二人。詳しくは前作の感想を。
梁井の光陽への愛情は前作でも感じられたけど、光陽の方はまだハッキリと自覚するには到っていませんでした。
前作の事故で幼馴染の三城亨(とおる)は獣人に覚醒し失踪。亨を心配する気持ちに加えて、梁井への気持ちがあいまいなまま身体だけが強く結ばれていくことに戸惑う光陽。
そんなところへ、また新たな獣人が、二人の前に現れます。
『組織』の存在、その内部の一部も明らかに。
光陽と同じ“餌”である新キャラ・昌史(まさし)は亨を使って光陽を『組織』に取り込もうとします。
何故か梁井邸に居着いてしまった黒澤(前作からのキャラ)、梁井、部下のアレックスは光陽を守ろうとするのですが、獣人化し錯乱した亨によって、光陽の身体から梁井との契約の印の珠が取り出されてしまい、光陽は亨と契約を結ばされてしまうことに・・・。

周りの状況に反して、相変わらず緊迫感が薄い天然さんの光陽が、み~んなに欲しがられるお話(?)。
前作でも書きましたが、結構血みどろなのに、光陽ののほほんさのせいか、あくまで清く正しく素直なその性格のせいか、また、傷がすぐに治るせいか、陰惨さとか暗さはやはり感じません。
梁井の光陽への愛がダダ漏れなので、むしろBL的観点から見ると甘さもたっぷり。Hシーンも多かったし。

前回敵役だった黒澤、今回は一時的にですが光陽を守ることに手を貸しています。幼馴染の亨も、最初は光陽に獣人としての欲求だけで契約を強制しますが、理性を取り戻してからは光陽の味方に。
黒(梁井)、白(黒澤)、青(亨)の、光陽を守る獣人戦隊三レンジャーができあがるわけですが、ラストではまた離れ離れとなって亨は警察に、黒澤と梁井の関係は元の敵対関係に。
これ、まだ続きがあるかも・・・ですし、それぞれにキャラが立ってるので、くっついたり離れたりしながら、この先どうなるのか興味の湧く展開になりましたね。
もしかして、光陽が望むように、獣人同士協力したり、光陽を囲んで花に群がる蝶・・・みたいな平和なハーレムの図になったりするんでしょうか。蝶っていうか蜂かな・・・。光陽のところだけ「お花畑」のようにほんわかしてて、うしろでブンブンブンブン蜂たちがうなって牽制しあってね。夜光花さんにはそれはないか。
私としては黒澤とか亨には、他にぴったりの餌が宛がわれたらいいなと思いますが。
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