![]() | 白衣の矜持に跪け 妃川螢著 / 実相寺紫子イラスト 幻冬舎コミックス リンクスロマンス2007-11 by G-Tools |
人気俳優も顔負けの容貌で外科医としての腕もいいが、口は悪いと評判の沖和帆。一年前、院長をしていた父の急逝により跡を継いだが、残された病院の借金を返すため、裏では愛人クラブでホストとして働いていた。
愛人クラブでは、二度は会わない、lキスもしないと決めていた和帆だが、ある日、愛人として相手をした投資信託会社のトップ・黒川爵真と病院で再会してしまう。
黒川から熱烈に口説かれ、受け入れかけていく和帆だが――!?
愛人クラブでは、二度は会わない、lキスもしないと決めていた和帆だが、ある日、愛人として相手をした投資信託会社のトップ・黒川爵真と病院で再会してしまう。
黒川から熱烈に口説かれ、受け入れかけていく和帆だが――!?
黒川爵真(くろかわたかまさ)×沖和帆(おきかずほ)
社長×外科医
二人とも三十代。攻めの方が年上のようです。
沖内科外科病院の一人息子・和帆は、父の急逝のあと病院を継ぎますが、ある男女の裏切りによって病院は多大な借金を背負わされており、それを返済するため、病院では院長として仕事をしながら、愛人クラブで出張ホストとしても働いています。
黒川は、表向きはホテルのオーナー、裏では愛人クラブを経営する蘭堂(らんどう)と友人で、無理矢理ホストとの夜を押し付けられてしまったのです。
困惑する黒川の前に現われたのが、和帆でした。
最初は気乗りのしなかった黒川ですが、和帆の挑発に乗せられて、熱い一晩を過ごします。
しかし、その後、黒川の弟が交通事故で和帆の病院に担ぎ込まれ、二人は再会。
あの夜のホストが医者と知った黒川は激怒し、弟を転院させると息巻きますが、黒川よりも更に怒りを爆発させた和帆に蹴りを食らわされ、黒川の弟は和帆の病院で治療入院することに。
そして蹴りを食らわされた黒川は、和帆の医者としての矜持に打たれ、和帆にすっかり夢中になってしまいます。
突っぱねる和帆に、黒川は花束やら甘いお菓子持参でしつこく口説きにかかります。花束で顔を殴られても、めげずにストレートな求愛をする黒川と和帆のやりとりや、院内の看護士や医師たちとのそれは笑えます。
借金のかたに身を売るヒロインにしては、和帆は口が悪く手が早すぎ、向こう気の強いキャラなので、悲壮感は全然感じません。自分に執着する客に拉致されてナイフを突きつけられても、王子が到着する前に、自分でやっつけてしまうヒロインなんて、やっぱりコメディチックです。
素直でない受に、真っ直ぐに愛情を向ける攻は素敵ですが、ちょっと見せ場が少なかったですかね(笑)
強気でめげない外面とは裏腹に苦渋を舐める和帆ですが、黒川が具体的にどう手を出したかはぼかされていて、若くして経済界を動かす男としての怖さとかはあんまり表に出ていません。むしろ、恋人に夢中のメロメロ男として可愛げばかりを発揮していました。
ロマンティックコメディだったとはちょっと意外でしたね。
社長×外科医
二人とも三十代。攻めの方が年上のようです。
沖内科外科病院の一人息子・和帆は、父の急逝のあと病院を継ぎますが、ある男女の裏切りによって病院は多大な借金を背負わされており、それを返済するため、病院では院長として仕事をしながら、愛人クラブで出張ホストとしても働いています。
黒川は、表向きはホテルのオーナー、裏では愛人クラブを経営する蘭堂(らんどう)と友人で、無理矢理ホストとの夜を押し付けられてしまったのです。
困惑する黒川の前に現われたのが、和帆でした。
最初は気乗りのしなかった黒川ですが、和帆の挑発に乗せられて、熱い一晩を過ごします。
しかし、その後、黒川の弟が交通事故で和帆の病院に担ぎ込まれ、二人は再会。
あの夜のホストが医者と知った黒川は激怒し、弟を転院させると息巻きますが、黒川よりも更に怒りを爆発させた和帆に蹴りを食らわされ、黒川の弟は和帆の病院で治療入院することに。
そして蹴りを食らわされた黒川は、和帆の医者としての矜持に打たれ、和帆にすっかり夢中になってしまいます。
突っぱねる和帆に、黒川は花束やら甘いお菓子持参でしつこく口説きにかかります。花束で顔を殴られても、めげずにストレートな求愛をする黒川と和帆のやりとりや、院内の看護士や医師たちとのそれは笑えます。
借金のかたに身を売るヒロインにしては、和帆は口が悪く手が早すぎ、向こう気の強いキャラなので、悲壮感は全然感じません。自分に執着する客に拉致されてナイフを突きつけられても、王子が到着する前に、自分でやっつけてしまうヒロインなんて、やっぱりコメディチックです。
素直でない受に、真っ直ぐに愛情を向ける攻は素敵ですが、ちょっと見せ場が少なかったですかね(笑)
強気でめげない外面とは裏腹に苦渋を舐める和帆ですが、黒川が具体的にどう手を出したかはぼかされていて、若くして経済界を動かす男としての怖さとかはあんまり表に出ていません。むしろ、恋人に夢中のメロメロ男として可愛げばかりを発揮していました。
ロマンティックコメディだったとはちょっと意外でしたね。
この記事へのコメント
こんばんは~みむさん!
こういう気の強い受け様は好きなんですけどね~!でも、コメディタッチなお話なんですね?確かに、王子様が登場する前に相手をやっつけて
しまうって言うのは・・・(笑)攻め様の立場が・・・!!強気な受け様に、メロメロになっている攻め様か・・確かに笑えそうですね(笑)
こういう気の強い受け様は好きなんですけどね~!でも、コメディタッチなお話なんですね?確かに、王子様が登場する前に相手をやっつけて
しまうって言うのは・・・(笑)攻め様の立場が・・・!!強気な受け様に、メロメロになっている攻め様か・・確かに笑えそうですね(笑)
2007/12/20(木) 02:16 | URL | 水月 #/fVvPWuA[ 編集]
こんにちは!
借金のカタに云々・・・とよくある感じなんですけど、笑える部分があるので悲壮感が全然ないんですね。
口が悪くて手足も早い受は、水月さんもきっとお好きだと思います。
深刻にならずに楽しめる感じかな!
借金のカタに云々・・・とよくある感じなんですけど、笑える部分があるので悲壮感が全然ないんですね。
口が悪くて手足も早い受は、水月さんもきっとお好きだと思います。
深刻にならずに楽しめる感じかな!
2007/12/20(木) 13:31 | URL | mimu #-[ 編集]
こんにちは、mimuさん。
>王子が到着する前に、自分でやっつけてしまうヒロイン
先日読んだ、剛しいらさんの『美しい犬』のヒロインもそうでしたよ。境遇の割りに手は早いし口は悪いとなると、やっぱりコメディになってしまいますよね。
なよなよしている受け君よりは好きです。
こういうシチュが、流行なのかな~?
>王子が到着する前に、自分でやっつけてしまうヒロイン
先日読んだ、剛しいらさんの『美しい犬』のヒロインもそうでしたよ。境遇の割りに手は早いし口は悪いとなると、やっぱりコメディになってしまいますよね。
なよなよしている受け君よりは好きです。
こういうシチュが、流行なのかな~?
2007/12/20(木) 14:03 | URL | 桃 #-[ 編集]
こんにちは!
「美しい犬」は買ってないんですけど、そうだったんですか~?
この受も、攻を蹴るわ殴るわ(笑)
ストーカーに手を縛られてるのに、足蹴りでやっつけて、現われた攻に「遅せえぞ」ですから、カッコいい(笑)
実相寺さんの受はまた綺麗なもんですから、更に魅力が増してます。
こういう相手に攻めが大真面目に花束持って求愛するもんですから、なんか可笑しいんですよね。
私もこういう受は好きです!
「美しい犬」は買ってないんですけど、そうだったんですか~?
この受も、攻を蹴るわ殴るわ(笑)
ストーカーに手を縛られてるのに、足蹴りでやっつけて、現われた攻に「遅せえぞ」ですから、カッコいい(笑)
実相寺さんの受はまた綺麗なもんですから、更に魅力が増してます。
こういう相手に攻めが大真面目に花束持って求愛するもんですから、なんか可笑しいんですよね。
私もこういう受は好きです!
2007/12/20(木) 14:53 | URL | mimu #-[ 編集]
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