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4344812131七代目、お譲りします
小川いら著 / 高城たくみイラスト
幻冬舎コミックス
ルチル文庫2008-01-18

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関東雲竜会赤間組組長の孫・乃木坂仁は、跡目候補NO.1として暮らしてきた。長男に懐いている三男の令は、高校生になった今でも側を離れず「好き」と言いながら触れてこようとするが!?
兄弟の中でも一番感情の起伏が激しい次男の優は、寡黙な世話係の若頭・中岡と付き合っている。そんな二人の馴れ初めとは?
『盃、いただきました』の続編です。
極道赤間組・乃木坂家の四兄弟は、紆余曲折のうちに四男の澪(みお)が跡目を継ぐことになりました。それが前作。
その中で、三男・令(れい)×長男・仁(じん)、若頭・中岡(なかおか)×次男・優がそれぞれカップルの、“兄弟総ホモ”状態であることはわかっていたのですが、本作は、その兄たちそれぞれのカップルに焦点を当てたものとなっています。

「長男と三男の事情」
「次男の事情」
そして「四男の事情」で澪のその後もちょっぴり。
続編が出るのはわかっていたので、それぞれ一冊ずつになるのかなと思っていたら、まとめて、でした。
でも、三男×長男、若頭×次男、どちらのカップルもそれらしく、面白くて、楽しめました。

三男×長男の方は、兄ちゃん大好きワンコな令×優しくてしっかりもので、ちょっと天然の仁。
デカイ図体で「兄ちゃん兄ちゃん」と仁にまとわりつく攻めは大好きなワンコだし、仁もその迂闊さが可愛らしいし、面白かったですね。兄弟苦手なはずなんですけど、ジットリジメジメ禁忌を強調したものではないし、幼い頃からお互いを支えあい守りあってきた二人ということで、すんなり受け入れることができました。

若頭×次男は、これまた私の好きな堅物攻めと、女王様の誘い受けで、好きな組み合わせ。こちらも良かったです。
どちらかというと三男×長男の話が好きだけど、どちらも「一冊に2カップル」のわりに中途半端さをそれほど感じさせず、気持ちがちゃんと書かれていて、満足感もありました。

オマケの四男編は、前作後のラブラブな二人。
薬は勝手に飲んじゃイカンと思います。
コメント
この記事へのコメント
こんばんは~みむさん!

これ、手元にあるけど・・・あの本の続編だったのですね~!?
タイトルに惹かれて買ってしまったのですけどね。そう言えば・・あの作品、この作家さんの作品でしたよね?(笑)

たぶん・・暫くはゆっくり本は読めそうにないです。今週末は3連休なので、ちょこっとは読めるかな?
2008/02/09(土) 02:16 | URL | 水月 #/fVvPWuA[ 編集]
>水月さん
こんにちは、水月さん。

確か前作は水月さんも読んで感想書かれてましたよね?
あの“お兄ちゃん”たちのお話です。
全然気づいてなかった?(笑)

三連休は休めそうですか?
お休みの半分は寝て・・・半分は読書、というのでいかがでしょう(笑)
2008/02/09(土) 05:20 | URL | mimu #-[ 編集]
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