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4773005009緑の記憶
剛 しいら 著 / 北村小梅イラスト
笠倉出版社
クロスノベルズ2008-02

by G-Tools

「私は――君が大人になるのを待ってたんだ」
美貌の臨床心理士・如月東英は、10歳年下の恋人・佐々木洸太に愛され、平和であたたかな同居生活を送っていた。
仕事に関しては天才的だが、生活に必要な能力は悉く欠如している如月をさり気なく支える佐々木。恋することに不器用だった如月も彼に応え、ふたりの関係は着実に深まっていた。
そんな彼らの前に、心に傷を抱えたひとりの少年が現れて――!?
佐々木洸太(ささきこうた・23歳)×如月東英(きさらぎとうえい・33歳)
熱帯魚店店員×臨床心理士

『水の記憶』『炎の記憶』の続編です。
このシリーズは、発行が、2002、2003年と随分前で、続きが出るとは思っていませんでした。
前二作の感想を見ると、この二冊が大好きなのが我ながら良くわかって面白いです。(コチラコチラ
そんなお話の続編が出て、ホントに嬉しいです。
でも、でも、でも、イラストが・・・・・!!(言いたくないけど、それだけは本当に残念)

もうすっかり出来上がったカップルですし、この二人は不満や不安を心に溜めないので、亀裂や隙間風が入り込む隙が相変わらずありません。
信頼しあってて、ラブラブ、熱々です。
二人の出会いは、佐々木12歳、如月22歳の医学生の時。
兄と友人を水難事故で亡くし、拒食症になってしまった佐々木を、その頃医学生だった如月が研修で世話をしたのがきっかけです。
佐々木の拒食症が治るきっかけを作ったのが如月で、それを機に如月は小児科医から臨床心理士を目指し、佐々木が完治してからも、二人は年の離れた友人としてつきあってきました。
そして、佐々木はその間、如月への秘めた恋を抱き続け・・・10年経って、やっと如月を手に入れました。
その辺りは『水』で語られています。

この本の剛さんのあとがきと同じようなことを『炎』の感想で書いているんですが、10歳年下とはいえ、佐々木はホントに理想の攻め(あくまで私的に)。
包容力があり優しくて強くて、年下らしい強引さや可愛らしさも持ち、家事全般、ペットの世話までお任せの完璧な主夫。
対して如月は、臨床心理士としては天才的でも、生活能力が全くなく、恋愛ごとにもウブで、性格も天然さん。ぽやぽや~んとした如月を、明るく爽やかにそして細やかに支える佐々木。
久しぶりに読んでもベストカップルだなぁと思います。
攻めが10歳年下と言うと「龍&DR.シリーズ」を思い出しますが、受けが色事に疎いポヤポヤンタイプなのは似てますが、攻めが甘んじて尻に敷かれてるような清和×氷川とは違い、佐々木が尻に敷かれているという風ではなく、かといって年下関白でもなく、極々自然体な感じです。

そんな二人が一緒に買い物をしたり、ご飯を作って食べたり、一緒にお風呂に入ったり、ベッドでいちゃいちゃしたり・・・と仲良く平和に暮らしているんですが、如月が臨床心理士ということもあり、いつも心に病を抱える10代の若者が絡んできて、物語を引っ張っていきます。
今回の若者は拒食症の高校生。彼を心配する如月、佐々木、そして前作にも登場した高校生とで問題にあたっていきます。
佐々木が拒食症経験者だったこともあり、自分たちの出会いや、気持ちの変化、10年間ずっと心にあったお互いへの想いを振り返り、確認しつつ・・・。タイトルの『緑』はそこから来てるんだと思います。

もう一冊続編が予定されているそうで、これは凄く嬉しいです。
前のも読み返しちゃおうかな。
だけどやっぱり、イラストが・・・・・!
コメント
この記事へのコメント
こんにちは!
なんだかコレ面白そうですね。
読みたい・・・!
でも、前2作が古いみたいなので入手が難しいかしら?
ちょっと探してみようかな。
基本的に新刊書店で買いたい人なんですが、そうも言ってられないですよね(笑)
2008/02/12(火) 12:24 | URL | かりんこ #-[ 編集]
こんにちは~みむさん!

続編ですね~!
感想、楽しみにしてました~!!
あと1冊、予定されているのですね?そっか・・・
前作はお借りしたけれど、シリーズになると買っておいても良かったかな?とか思います(笑)
今からだと難しいですよね?やはり。また、お願いするかと思いますが・・・その時はよろしくです~!
2008/02/12(火) 13:10 | URL | 水月 #/fVvPWuA[ 編集]
>かりんこさん
こんにちは、かりんこさん。

BLの充実している大きな書店とか、何故か古~いのが置いてあったりする穴場書店(笑)、とか、探せば見つからないことはないと思うんですけどネ。
中古書店をまず見てみるのがいいかも・・・。

笠倉出版社のHPを見ると、前二作とも「デジタル配信中」で、携帯で読めるようになっています。
出版元にはもうないのかもしれないですね~。
続編が出ると、店頭にある在庫本があっという間に売れてしまったりするので、早めがよろしいと思いますよ~!
2008/02/12(火) 17:33 | URL | mimu #-[ 編集]
>水月さん
こんにちは、水月さん。

好きなシリーズでしたので、他を置いて先に読んでしまいました。
久しぶりにこのカップルに会えて嬉しかったですが、絵師さんが変わってしまって、水月さんも違和感を感じるかもしれません。
脳内でどうにか変換して下さい(笑)
もう一冊出るというのは、朗報でした~♪
2008/02/12(火) 17:36 | URL | mimu #-[ 編集]
こんばんは。
「如月先生ファンクラブ」のゆきのこです。
まさか続きが読めるとは思いもよらず、早くも今年一番のサプライズかと思います。
佐々木が理想の攻め様であることは間違いないのですが、それでも私は佐々木目線でオボコな如月先生が可愛くてたまりません。
イラストが変わってしまいましたが、同人誌も違う人でしたので私はあまり気になりませんでした。
2008/02/12(火) 22:38 | URL | ゆきのこ #KD5XUSzs[ 編集]
>ゆきのこさん
こんにちは、ゆきのこさん。

どうしても『攻』を愛でたがるタチなので佐々木ばかりに言及してしまいましたが、モチロン如月先生も大好きですよ~(笑)
先生のひと言ひと言、いや存在そのものが可愛くて、佐々木の気持ちが凄くよくわかります。
「如月先生ファンクラブ」、私も入会したいです(笑)。

前作前々作と、内容はもちろんですが、表紙もひっくるめて、「眺める」のも楽しみな作品でした。
そういう意味で絵師さんの交代は私にはやはり残念でした。

でも、一番大事なのは中身ですからネ。
この二人が商業誌で読めるというのは、稀に見る嬉しいプレゼントで、とても楽しみです。
2008/02/13(水) 05:55 | URL | mimu #-[ 編集]
こんにちは、mimuさん。
GWはたっぷりとこのお話に浸りました。すごく面白かったです。『水』と『炎』も読めて、嬉しかったです。その節はありがとうございましたvv

>だけどやっぱり、イラストが・・・・・!

ううっ、そうですよね。雪舟さんのイラストが繊細で綺麗でしたから。でも内容は完璧な主夫の佐々木とぽややん如月のナイスカップルで楽しく読めました。
今から続編が楽しみですvv

TB、宜しくお願いしますvv
2008/05/05(月) 16:56 | URL | 桃 #-[ 編集]
>桃さん
こんにちは、桃さん~。

いえいえ、こちらこそお世話になりまして。
気に入っていただけて良かったですv

「水」と「火」を読んだ当時、中身+イラスト両方に惚れこんだシリーズでしたので、やはりどうしてもイラスト変更を気にせずにはいられませんでしたが、続編が出るとは思わなかったので、これには素直にとっても喜んでます!
続きが待ち遠しいですね~!

TBありがとうございますvv
2008/05/06(火) 07:29 | URL | mimu #-[ 編集]
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2008/05/05(月) 16:51:23 | 桃の楽園