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4576080229せつなさの陰影
森住 凪 / 羽根田 実
二見書房
シャレードパール文庫 2008-04-15

by G-Tools

イベント企画会社に勤める小坂史哉は、人見知りをする自分を疎ましく思っていた。しかし取引先の百貨店で、初対面のはずの市来聡史に不思議な親近感を覚える。次第に惹かれていく史哉だったが、言いようのない違和感も増していく。
そんなある日、史哉は祖父母が隠し続けてきたとある秘密を知ってしまう。突きつけられた事実に惑う史哉を、聡史は激情のままに奪い去り……。
恋と罪の間で揺れ動く、衝撃のインモラル・ラブ!!
市来聡史(いちきさとし)×小坂史哉(こさかふみや)
27歳、百貨店勤務×イベント会社社員

百貨店の企画で仕事をすることになった史哉は、仕事先で担当の聡史と出会う。
人見知りの激しい史哉だが、聡史とは何故か初対面から構えずに素直に接することができ、同時に不思議な安心感を感じていた。
二人は仕事を離れても友人として親しくつきあうようになるが、誕生日が同じ、両親が事故死し祖父母に育てられたという境遇も同じ、名前に同じ「史」の字が使われているなど、重なる共通点に史哉の中にふと違和感が生まれる。
しかし聡史との時間は心地良く、史哉は知らず聡史に惹かれていくが、史哉の祖父が事故に遭ったのをきっかけに、祖父母の口から聡史との驚く関係が明らかにされる。


で、最初から思わせぶりですし、裏表紙にも「インモラル」とあるし、不自然な伏線ですぐにわかるので明かしても影響ないと思うので書いてしまいますが、二人は双子の兄弟です。攻が弟、受が兄。
二卵性双生児なので、外見は似ていなくて、ふとした時に「あれ?何か似てる?」と感じる人もいる程度。
兄弟モノはほとんど手に取りませんが、最近どういうわけか以前ほど抵抗感が薄れてきてて、ワンコインだし・・・と思って読んでみました。
これは兄弟といってもぬるい感じで、ページ数の関係もあるのかそれほど突っ込んでないし、ドロドロした感じもないので読みやすかったです。
見かたを変えれば、ホントに血縁好き(笑)なかたにはそういうのがないからつまらないという言い方もできるかもしれませんが、私程度にはいい按配。

ただ、やはりページ数の関係からか、展開が強引というか不自然に感じる部分があるし、早いし、物足りなさは感じます。
好きあった二人が「兄弟」ということになれば、相当の衝撃とか煩悶とか懊悩がありそうなものですが、弟の聡史は実は最初から関係を知っていた確信犯ですし(笑)、抵抗する兄の史哉が落ちていく過程は、盛り上がりきる前に落ち着いてしまった、という感じがしましたね。
結果がわかってるのにズルズル引き伸ばされるのも興ざめだから、「兄弟モノを読んだ」という気にさせてくれただけで十分だ。
コメント
この記事へのコメント
こんにちは、mimuさん。

私もこの本は買ってあったのですが、薄いので「いつでもサクサク読めるかな」と思ってすっかり熟成させてしまいました。

私も物足りないと思ったのですが、mimuさんもそう思われたのですね。なんだか、兄弟モノの上っ面だけをスッーとなぞった感じでしたよね。

せっかくの兄弟モノ、もうすこし設定を生かす展開にすれば面白かったのにと思ってしまいました。

本の厚みと比例した内容だったような・・・(笑)

私のほうのコメントは予約設定にしてあるので、アップは夕方になりますが、TBよろしくお願いします。
2008/06/19(木) 14:30 | URL | 桃 #-[ 編集]
>桃さん
こんにちは、桃さん~。

ゆる~い「兄弟」でしたよね(笑)

元々兄弟ものはそんなに得意ではないので、その点について深く追求する気はないんですが、ホントに「上からサラッと撫でただけ」のようだったので、これではその道の通は満足できませんよね(笑)

本の厚みがね~。やっぱり字数に縛られるとなると、いろいろ省かなきゃならないですもんね。
この厚みで深い話は難しいだろうなとは思います。

のちほどお邪魔しますね~!
2008/06/19(木) 16:21 | URL | mimu #-[ 編集]
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