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4403521916ブラコン処方箋
うえだ真由 / やしきゆかり
新書館
ディアプラス文庫 2008-06-10

by G-Tools

和紀の勤める大学病院に新任の医師がやってきた。三つ年上のその男・京悟は、手術の腕にも容姿にも自信のあった和紀のプライドを軽く刺激する存在だったが、頼りになる先輩に和紀はすぐ懐いてゆく。
ある日和紀は酔ったはずみで弟と親友が恋人同士であることを漏らしてしまう。
だが――「男同士って不幸かな?」そんな台詞を返してきた京悟はさらに意外な行動に出て!?

海老沢京悟(えびさわきょうご・31歳)×国吉和紀(くによしかずき・28歳)
整形外科医同士。

「Missing You」の優奈の兄・和紀のお話です。
脚の悪い優奈と自分の親友・克治との恋に大反対していたブラコン兄ですね。

男との恋愛なんてとんでもないと怒っていた和紀も、やっぱり男に堕ちちゃった…というわけなんですが、和紀の恋物語と言うよりは、抵抗に抵抗を重ねて、ついに優奈と克治の仲を認められるようになるお話という感じかなぁ。
そのきっかけになるのが攻の京悟との恋というわけなんですけど。

「常識的だけれど杓子定規で融通がきかず、直情的」な和紀に対して、京悟は「流れに無理にさからわず、その中で確固たるスタンスを築き、ときには寛容的になれる」タイプ。
和紀のようなタイプが安心して頼って甘えられる余裕と包容力のある男でしたね。素直になれれば(笑)。
余裕がありすぎて本音をさらさないので、私にはちょっとわかりにくいヤツにも思えてしまいましたけど。

最初はちょっと気に入らないと思っても、仕事での有能さを知り、意に沿わない状況でもそれを受け入れながらも自分を保つことのできる京悟に憧れと尊敬を抱くようになるのには無理がなかったし、優奈と克治の恋を、迷いに迷いながら最後には認めるようになる過程もきちんと読み手にも納得できるように書かれていたと思います。

前作でちょっと和紀にはキビシイことも書いてしまったんですけど、こうして読むと、非常に常識的、一般的な意見ですよ(笑) 大方の人が、まして自分の身内にだったら、似たようなことを言うだろうなぁと思います。
親が子供の心配をするのと全く同じレベルですよね。
子供には苦労の多い茨道でない、安定して不安のない誰からも祝福される道を歩んで幸せになってもらいたいと思うものだから。
一番大事なのは本人が幸せかどうかなんですが、本人がそう感じる道と、身内がそうと信じる道が違う場合は、手を離す見極めが難しい。全て愛情ゆえの心配なんですけど。

しかしそれにしても和紀は「受」だったんですねー。
でも、小悪魔タイプに振り回されるのもなんか違うし、優奈と似たタイプの世話を焼く側になるのも芸がないから、やっぱり甘える側に周るこの組み合わせが良いのかな。
コメント
この記事へのコメント
こんばんは~みむさん!

もちろん、これも手元にあります(笑)
あのブラコン兄の事が気になっていたんですけどね~。
あらら・・やはりBL世界のお約束・・ですか?(笑)
で、和紀兄は「受け」でしたか~!
とにかく、この兄弟には幸せになって欲しいですね~。
2008/06/23(月) 02:52 | URL | 水月 #/fVvPWuA[ 編集]
>水月さん
こんにちは、水月さん。

「Missing You」も読んでらっしゃいましたから、チェック怠りないですね(笑)
あれだけ弟の恋に反対するブラコンだと、いかにも「とか言ってコイツもその後男に堕ちる」と思いたくなりますもんね(笑)
期待に答えてもらったのかな(笑)
弟編とはまた違ったテイストで、楽しめましたよ。
2008/06/23(月) 08:02 | URL | mimu #-[ 編集]
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