fc2ブログ
BL読書感想日記※※※ 詳しくはカテゴリーの「このブログについて」をご覧下さい。

2024/0112345678910111213141516171819202122232425262728292024/03

4199004912夜の華
榊花月 / 高階佑
徳間書店
キャラ文庫 2008-08-27

by G-Tools

両親が遺した借金返済のため、ホストクラブで働いていた譲。慣れない夜の生活で譲を指名してくるのは、常連客の澤戸だ。いつも屈強な手下を従えている男は、実はヤクザの若頭。何が気に入られたのかわからず、譲は不審を募らせる。
そんなある日、父の秘書だった男が両親を陥れた男への復讐を持ちかけてきた。
ところがそれを知った澤戸は「俺に預けてくれないか」と初めて裏の顔を見せ・・・!?

澤戸(さわと・33歳)×高萩譲(たかはぎゆずる・23歳)
若頭×新米ホスト

借金を残し心中してしまった両親に代わって15の時から一人で暮らし、借金を返し続けてきた譲。勤めていた事務系の仕事を首になり、ホストの世界に飛び込んで慣れない水商売をしています。
まだまだ一番下っ端ですが、そんな譲を指名してくれるのが、ヤクザの澤戸。譲の勤める店は「永久指名」なため、澤戸は訪れるたびに譲を指名して、高い酒を惜しげもなく注文し、譲の売り上げに貢献してくれます。
そんな澤戸の存在を意識し始める譲。しかしヤクザであることを思い出させられるにつけ、躊躇いが・・・。
そんなある日、父の秘書だった男が突然現れ、譲に復讐を持ちかける。
迷った譲は澤戸に相談するが、「俺に預けてくれ」という澤戸の言葉に、ヤクザに問題を任せたら終わり・・・とそれを断ってしまう。


穏やかで飄々とした澤戸。
屈強な手下を連れていることと、時折怖い顔を覗かせることで「ヤクザ」だと意識させられますが、それ以外は全然ヤクザらしくない。実際ヤクザの仕事も話には全く絡まないし、視点も話の中心も譲側の事情のみなので、「ヤクザもの」とは言えないでしょうね。
なんとなく「優しいおにいさん」な印象ばかりなので、べつにヤクザでなくても・・・と思ったりしましたが、いざと言う時、法外の荒技で事をまとめるにはヤクザの方が都合いいかもしれません。

ヤクザらしくないヤクザもなんですけど、なんとなく全体的に微妙だったですかね。。
譲の借金も、別に無理して返さなくても良いもの。借金を返すというのはあくまで譲の意地。
中学を卒業した15の少年が、いくら気に入らないからって伯父の家を飛び出し、借金を返しながら生活できる、またはしようと思うもんですかね。
いくら土地を守りたくても実際問題無理でしょう・・・。

結局そこまでして守りたかった土地は最後は売ってしまうんですよね。
澤戸に対しても「ヤクザだからイヤ」と思っていたのに、くっつく時はわりにアッサリだし、澤戸の活躍も・・・いったい何してくれたんだかよくわかりませんでしたよね(笑) ヤクザの力で暗躍したみたいですけど、こういうののために「ヤクザ」な方が良かったんだろうなぁ。
澤戸がどうして譲を「大切な人」と言うに到ったのかもよくわかんなかったです。


もともとイラスト目当てです(笑)
カラーページの、椅子に座った二人、お店の中で誰かに「はい、こっち向いて~」とカメラを向けられパチリと撮られたスナップ写真みたいでカワイイ。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する