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434481472X真夜中の睡蓮
小川 いら / 緒田涼歌
幻冬舎コミックス
ルチル文庫 2008-10-15

by G-Tools

チャイナタウンで漢方薬の店を営む美貌の薬剤師・高黎蓮は、刑事の小林に協力するうちにチャイニーズ・マフィアが絡む麻薬の密売事件に巻き込まれてしまう。
そんな黎蓮に、敏腕だが謎の多い弁護士・仲神は「これ以上事件にかかわるな」と忠告してくるが・・・。
危険な香りのする仲神と、駆け引きのように身体を重ねてしまった黎蓮。仲神の真意と正体は――!?
仲神正志×高黎蓮
弁護士×漢方薬剤師

あらすじからもっとダークな感じかな?と想像しましたがそうでもありませんでした。
チャイニーズ・マフィア・・・ってほどのもんでもないですもんね。
そして危険な香りのする弁護士とは、飄々として何考えているかわからなくてある意味危険という程度かな(笑)

ある日幼馴染が仲神という弁護士をそんな中、幼馴染が仲神という弁護士を店に連れてくる。
耳鳴りに悩まされているという仲神に黎蓮は薬を処方しますが、飄々と何を考えているのかわからない仲神に黎蓮は警戒心を募らせます。

そんな中、お得意様の刑事・小林から麻薬密売事件の話を聞き、黎蓮は協力のために動きだす。
しかし仲神は黎蓮に事件に関わらないようしつこく忠告してきます。同時に、口説くようなことまで言ってくる。
何かを知っているようなのに語らない仲神に反発するように、黎蓮は事件に飛び込んでいく。


飄々とした攻は実はあんまり好きではありません(^^ゞ
胡散臭いことこの上ないし。
しかし仲神の場合、胡散臭いのは性格のせい?(笑)
日本人からすると十分謎めいた身の上ですけど、それは置いても結構真面目に口説いてたのに信用されないというのは考えてみると可哀相かも。
しかし、「危険!」と言い聞かせなければならない時点で、黎蓮はもう捕まってますよね。

黎蓮が仲神に惹かれていく過程は、ただしつこくされていつの間にかというのではなく、お互いの素性に共通点を見つけるとか、隠れた優しさに触れるとか、少しずつ傾いていく過程が丁寧だったと思います。
基本的にはツンツンな黎蓮ですが、身体を任せるに至ると結構素直で積極的なのが良いと思います。
普段の仲神へのそっけなさからすると、抱きしめたときの甘さとのギャップは仲神もたまらんのでは(笑)。

作中では小林刑事が気になりました~。
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