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4344815017透明なひみつの向こう
きたざわ尋子/麻々原絵里依
幻冬舎コミックス
ルチル文庫 2008-11-17

by G-Tools

失敗ばかりの相馬睦紀の新しいバイト先は、実はインチキだがよく当る占いの館。客にも気に入られ今回は幸先がいい。
そこへ雇い主の兄・麻野裕一郎が現れる。彼は、前のバイト先で睦紀が迷惑をかけたのに「気にするな」と逆に気づかってくれた客で、知的で男らしくて睦紀の理想そのもの。
そんな人からなにかと世話を焼かれ、見つめられる睦紀は――?

麻野裕一郎(あさのゆういちろう・27歳)×相馬睦紀(そうまむつき・18歳)
外資系サラリーマン×大学1年生


あらすじはほぼ↑のとおり。
慌てるとパニックになり失敗ばかりしてバイトを首になり続けている睦紀が、落ち着いた大人に愛されて、周りの人にも可愛がられて、ちょっと自分に自信も持てるようになるお話。

恋愛に関しては順風漫歩で、裕一郎が実は遊び人だったことが発覚するのをキッカケに恋が成就し、その後も順調なのでハラハラすることなく安心して読めました。

睦紀がアルバイトをすることになる占いの館は一見胡散臭そうですが、そこで占いを務める真誠(まこと・攻の弟)や友人の海里(かいり)は明るく、睦紀にとても好意的だし、ちゃかしつつも恋も仕事も応援してくれるし、来る客もいい人ばかりなので、ほんわかほんわかしています。

しかし、この睦紀が実は水晶に未来や探し物の場所を見ることが出来るという神秘の力を持っていて、それが物語の中でとても異質な感じがして、個人的にはちょっと座りが悪かったです。
その力を使って大きなことをやらかすわけではないし、端的に一場面を見ることができるだけで、それによって人に頼られたりすることで自信をつけていくくらいのことなので特別に異質な世界の話ではないので、舞台が日常的なだけに、余計に唐突な設定という感じがするんだと思います。

睦紀自身は、とても嫌味のない可愛らしい子で好感持てます。
裕一郎も元は遊び人だったとはいえ、初めて本気になったのが睦紀で、とても誠実で落ち着いていて、睦紀を暖かく見つめている感じがいいですね。
真誠や海里が雰囲気を盛り上げてくれ、全体的には、ライトですがなかなか楽しいお話でした。
麻々原さんのイラストもとても合ってたと思います。
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