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4576081829美女と野獣と紳士~愛と混乱のレストラン2~
高遠琉加/麻生海
二見書房
シャレード文庫 2008-11-21

by G-Tools

久我をシェフに迎え、再スタートを切ったフレンチレストラン『ル・ジャルダン・デ・レーヴ』。
「君が必要なんだ」――そう言って店を辞めようとした修司をなりふり構わず慰留した理人だが、彼には老舗の『ゴルド』を手中にするという野望があった。
食への興味を持たず、上司の叶の助力を得てそれを成し遂げようとする理人。久我はそんな理人に対して嗜虐心と、心から料理を美味しいと言わせたいという相反する気持ちが芽生えてしまう。
お互いを意識しあう二人。
ところが久我のフランス修業時代の元恋人が店に現れて――
久我修司(くがしゅうじ)×鷺沼理人(さぎぬまりひと))
フレンチシェフ×支配人
理人が29歳になり、久我より年上なことがわかりました。
単に前回見落としていただけかもしれない。

『愛と混沌のレストラン』の続編です~。

いよいよ本当に『愛と混沌』な感じになりましたね。
美女は理人、野獣は久我、紳士は叶、ですよねやはり(笑)

理人が卒倒する場面を見て、「お姫さまだ~v」と妙に浮かれてしまった私。
理人はお城を失ってさまよう姫、久我はさしずめ荒野かサバンナを統べる王…。(あくまで個人的妄想です)

理人はゴルドに置き去りにされてからずっと、途方に暮れてさまよい待ち続ける子供なんですね。
彼の深い孤独や、縋っていたわずかな希望が打ち砕かれるのを見るのは、とても辛かった。
ゴルドが欲しかった本当の理由は、多分、父を今でもそこで待ち続けてる、待ち続けたい理人がいたからだろう。

壊れてしまったあとに、新しく何かが生まれるという希望もあるけれど。
一般的な話ですけど、深い深い傷を癒やすのは、優しく包み込むことでしょうか、荒々しく攫われることでしょうか。

次がまちきれねー。
久我は反省し続けてるんでしょうか(笑)
理人をまるでウサギのようにさばいてしまいました。私もジビエは食えない・・・。
次が終わりの予定らしいので、久我だってやってくれるでしょう!
だが、久我の元恋人も、まだまだなんかやらかしそうで嵐の予感。

まちきれないと言えばイチの話は別に一冊になるらしい。
こっちも楽しみ~。
デカくて寡黙な攻大好き。
コメント
この記事へのコメント
こんにちは、mimuさん。

私も、ジビエは食えない・・・。
やっぱ、食用と野生は違うと思うから・・・。でも、同じ命なんだよね~と、食の深さについても考えさせられるお話でした。

置き去りにした父親を待つという、希望を打ち砕かれ、ついでに身体も食われたしまった理人はどうなるんでしょう。

次回が待ち遠しいですね~。叶がどう出るかも気になります。サラも、もっと絡んでくるでしょうし。

雅紀はイチを好きだと思うのですが、どうでしょう?ここらで、切ない葛藤もありかなと、楽しみにしてます。
2008/11/27(木) 15:38 | URL | 桃 #-[ 編集]
こちらにもこんにちは~!

あれ?これ予約リストに載ってないな・・・忘れた?
確か、前の作品は読んだ気がするんですけど・・・。
確認してからポチりましょう~!
2008/11/28(金) 13:07 | URL | 水月 #/fVvPWuA[ 編集]
>桃さん
こんにちは、桃さん。

ジビエはやはりダメそうですか?
私も「血」だの「頭」だの、想像しただけで込みあげてきそう(笑)

そうそう!
イチには雅紀もいいかも…と私も思ったんですよ(笑)
雅紀素直で可愛いし…。
でも年上への耐え忍ぶ恋も捨て難いしなぁ。
イチ編は切ないことになりそうですね。
本編もイチ編も楽しみです♪

2008/11/29(土) 09:06 | URL | mimu #-[ 編集]
>水月さん
こんにちは、水月さん。

水月さんは…読んでるんじゃないですか?多分。
タイトルが「美女と野獣と紳士」の方が先にきてたからチェックし忘れかもしれませんね。
もしなんでしたら貸しますし~。
2008/11/29(土) 09:09 | URL | mimu #-[ 編集]
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